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クスクスはいかが?(Veux-tu du couscous ?)

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こんにちは。バゲットです。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、すでにお気づきの方も多いでしょうが、私は料理が下手です。極端に下手です。常軌を逸して、下手です。もしも料理の下手さを競う全日本選手権があったら、私が優勝するのではないかと、密かに思っているほどですw。
たとえば、普通に料理の下手な人は、包丁を使うと指を切りますが、私は耳や鼻を切りますww。子供のころ読んだマンガには塩と砂糖を間違えるギャグがよく出てきましたが、私は味噌とミルクを間違えます(共に「ミ」で始まるからかもしれませんwww)。舌が鈍感なことも人間離れしていて、グレープジュースのつもりでガブガブ飲んでいたら、実は醤油だった、などということもありましたwwww。
・・・・・・と言うのは、もちろん全て真っ赤なウソですが、まあ、そのくらい私は料理については何も知らないと思ってください。
そんな私でも、料理はします。低額所得者(économiquement faible=経済的弱者)なので、外食をするお金がないからです。で、最近、私が凝っているのが、今回のテーマ、「クスクス(couscous)」なのでした。
※      ※      ※
念のため簡単に記しておけば、クスクスは小麦粉から作られた粒状のパスタに、肉と野菜を煮込んだスープ(bouillon)を付け合わせたもので、もともとはモロッコ、アルジェリアなどのマグレブ(Maghreb)諸国の料理です。ウィキペディア・フランス語ヴァージョンによれば、ラブレー(François Rabelais)の『パンタグリュエル』(1532年)にも出てくるそうですが、一般のフランス人に知られるようになったのは20世紀以降のこと。フランスがその地域を植民地にしていた関係で、移民たちやアルジェリア独立後の帰国者たち(pieds-noirs)を介して、広まったそうです。
クスクス
以前も紹介したサイト(https://www.smartbox.com/blog/plats-preferes-des-francais/)によると、クスクスは2017年の調査で、フランス人の好きな料理第三位にランクする人気料理です。20年くらい前に見た同様のランキングでも三位でしたから、クスクスの人気は一時の流行ではなく、フランスの食文化に根付いたものなのでしょう。
私がクスクスに凝り出した切っ掛けは、最近、近所のモロッコ料理店(restaurant marocain)に2回行ったところ、2回とも閉まっていたこと。「それなら自分で作るか」と思いたった次第です。
まず、三茶キャロット・タワーのKALDI(カルディ)でクスクス粒をゲットします(500グラムで400円ぐらい)。次に、クックパッドとmarmiton(https://www.marmiton.org/)でレシピ(recette)を研究しましたが、調味料の名前等、よくわからない上に、手間が掛かりそうなので、ザックリと自己流で作ることを決意。要するに、カレーを作る要領で肉と野菜を煮込んで、スープに味をつければいいんだろ、と。
初回は、西友の「皆さまのお墨付き/18種類の野菜ジュース(低塩)」と固形のコンソメで、ラタトゥイユ(ratatouille)風に作ってみましたが、かなりイケます。次に、コンソメと塩・コショウで味付けすると、これもウマイ。三度目は、味の素の「鍋キューブ/鶏だし・うま塩」を試してみると、これもイイ。「アリッサ(ハリッサ/harissa)」(←これもKALDIで売ってました)という唐辛子のペーストを加えると、さらに美味しさが引き立ちます。
クスクスは、いろいろな具材、いろいろな味付けで食べられますから、連日食べても飽きません。私でも作れるくらいですから、簡単です。皆さまも試してみたらいかがでしょう。

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ニューカレドニア

天国にいちばん近い島 (l’île la plus proche du paradis)

こんにちは。バゲットです。 ご年配の方なら、『天国にいちばん近い島』という映画をご記憶の方も多いでしょう。1984年に公開された作品で、当時売り出し中の原田知世が主演した映画です。主人公が自転車を引いて歩いているとヤシの実がたくさん転がってきて倒れてしまうシーンや、海辺のドラム缶のお風呂に入って泣くシーンなど、印象的な場面もありました。原田が歌う同名の主題歌もヒットしましたから、そちらでご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。 作中で主人公が「天国にいちばん近い島」と考えて旅立つのが、フランス領のニューカレドニア。先日(11月4日)、フランスからの独立の是非を問う住民投票が行われ、結果は投票率80%超、うち「独立に反対」が56%で、フランスに残留することになりました。「一体どんなところなんだろう」と思って、調べてみると・・・ 日本では英語風に呼びますが、フランス語ではヌーヴェル・カレドニー(la Nouvelle-Calédonie)。本島(Grande Terre)とその周辺の小島からなり、総面積は18000平方キロあまり。日本の四国と同じくらいの大きさです。位置は南半球でオーストラリアの1200キロ東、ニュージーランドの1500キロ北西。南回帰線の少し北の熱帯に属します。珊瑚礁(世界遺産)に囲まれていて、海は穏やか。ホント、海水浴をするにはよさそうです。 本島はほとんどが山岳地帯で、東は熱帯雨林、西は草原やサバンナ、乾燥性の森林(forêts sèches)だとのこと。 人口は27万人(四国は375万人)、人口密度は15人/平方キロ。人間はほとんどいないと言ってもよさそうです(笑)。 では何がいるのかというと、珍しい動物がたくさんいます。たとえば、こんな鳥(↓)。 地域のシンボルとなっている、カグー(cagou)です。体長60センチぐらい。山岳部の密林に住んでいて、飛ぶことはできません。 ニューカレドニアは長期にわたって地理的に孤立していたため、他にもいろいろな固有種がいるそうです。また、海にはジュゴンもいます。 歴史的には、もともと先住民カナック(Kanaks)が住んでいたところに、1774年キャプテン・クックが上陸し、1853年ナポレオン三世の時代にフランス領になりました。その後、ニッケル鉱山が発見されて、多くのフランス人が移住したそうです。1980年代半ばに先住民による独立闘争が激化し、それが今回の住民投票につながりました。 ※      ※      ※ 実を言うと私は、一時、定年退職後はフランスに移住しようかと考えていました。しかし調べてみると、「アメリカに40年も住んでいた人でも年を取ると日本語しか話せなくなる」とか、「老人ホームに入ると油っこいものばかり食べさせられる」とか、恐ろしい話がたくさん出てきます。 そこで次に考えたのが、留学。10年ほど前から勉強している政治哲学で、博士号を取ろうかと。しかし年老いた母親を放り出して地球の反対側に行ってしまうのは、やはり気がとがめます。で、閃いたのが、ここニューカレドニアだったのです。 ここにも大学はあります。東京から飛行機で8時間40分、時差は2時間。何かあれば、すぐに帰れる。 と、漠然とした「計画」はあるのですが、一体どうなることでしょう・・・。

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