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昆虫を食べる(manger des insectes)

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こんにちは。バゲットです。

数年前から、新聞やネットで、ときどき昆虫食についての記事を目にするようになりました。将来の人口爆発=食料難を見据えて、全世界に豊富に存在する昆虫が、「新たな」食料として注目されているそうです。
「新たな」と書きましたが、実際には人類の誕生(25万年前とも言われます)以来、長い間、昆虫は人間の食料の重要な部分を占めていました。現代でも世界で25億人が昆虫を食べているそうで、特に熱帯地域では、アジア、アフリカ、南米と、大陸を問わず昆虫食が一般に行われています。たとえば中央アフリカの人々は毎年何千トンものイモムシを食べています。日本でも、ハチの子やイナゴの佃煮を食べますね。そう言う意味では、「新たな食料」というより、「伝統的な食材」とでも言った方がよいのかもしれません。
さて、フランスでも昆虫食(entomophagie)は、最近、一部の人たちの間でブームを呼んでいます。「フランス2」のテレビニュースでも、バッタやセミを使った料理についてのルポを、何度か見たことがあります。料理研究家の方たちは、ビスケットに入れるとか、フライパンでソテーにするとか、フライにするとか、いろいろと工夫をしているようです。今回、ネットで探してみたら、食用昆虫(insectes comestibles)の通信販売のサイトが出てきました(http://www.insectescomestibles.fr/)。

食用昆虫

食用昆虫

上(↑)のサイトのブログ記事によれば、ヨーロッパでも昔は普通に昆虫を食べており、古代ギリシア・ローマ人たちは「蜂蜜で包んだコオロギ(criquets enrobés de miel)」や「甲虫の幼虫(larves de coléoptères)」が大好きだったそうです。中世のフランスでは「ミールワーム(vers de farine)」が一般に食されており、南フランスでは「カイコ(vers à soie)」を食べていました。ポンパドゥール夫人(Madame de Pompadour)は客人たちを「コガネムシの衣揚げ(beignets de hannetons)」でもてなしていたとか。
先日のテレビニュースでは、ハエの幼虫=ウジ虫を原料に、養殖魚のエサを製造しているベンチャー企業が紹介されていました。調べてみたところ、ウジ虫は大豆に代わる家畜の飼料としてかなり有望視されており、新会社もいくつか設立されているようです。
※      ※      ※
さて、私は世田谷のマンションの11階に住んでいます。毎年夏になると、どういうわけか、ベランダでセミの死骸をいくつも見つけます。普通セミがとまっている木は2階、3階ぐらいの高さでしょうから、一体何のためにわざわざ11階まで飛んで来て死ぬのか不思議でなりません。その方が天国に近いとでも思っているのでしょうかw。見つけるたびにゴミばさみで拾って捨てていますが、こちらとしてはいい迷惑です。
私も蜂の子やバッタなら食べられそうな気がしますが、あんな死骸を見てしまうと、セミは絶対にムリですねw。

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