サイトロゴ

レコールドフランセ フランス語学校 へようこそ!

03-3363-6603

blog

私の喉にネコがいる(J’ai un chat dans la gorge)

投稿日:

こんにちは。バゲットです。

昨年、日本国内のペット飼育数の調査で、初めてネコがイヌを上回ったことは、マスコミでも大きく報道されたので、ご存知の方も多いでしょう。改めて確認してみたところ、2017年の時点で、日本人は953万匹のネコと892万匹のイヌを飼っています。飼育数が逆転したのは、イヌは散歩させなければならない等、飼い主の負担が大きいことによるようです。
それでは、フランスのペット(animaux domestiques/animaux de compagnie)事情は、どうなっているのでしょう。ネットで調べてみると、次の記事がヒットしました、「フランス人は相変わらずイヌよりもネコを多く飼っている(Les Français ont toujours plus de chats que de chiens)」。
この記事によれば、フランスの家庭には1350万匹の「ニャンコ(minou)」と、730万匹の「ワンコ(toutou)」がいます。ネコはイヌの二倍に近い。タイトルに「相変わらず(toujours)」とありますし、本文でも「2006年には1000万匹のネコがいて(Il y avait 10 millions de chats en 2006)」、「2000年には900万匹のイヌがいた(2000, où l’on comptait 9 millions de chiens)」と言っていますから、ネコの方が多いのは以前からの傾向で、しかもイヌは「数が減少し続けています(n’a pas cessé de décroître)」。やはり日本と同様で、飼育に手間がかかるのが敬遠されているようですね。
※      ※      ※
さて、日本語には「ネコに小判」、「ネコの額」、「ネコの手も借りたい」など、「ネコ」を用いた表現がたくさんあります。フランス語でも「ネコ(chat)」という語を含む言い回しはたくさんあって、このブログでも以前、「ネコに舌をあげる(donner sa langue au chat)」を紹介しました。ナゾナゾやクイズの答えが分からないとき「降参する」と言う意味で、「ネコに舌をあげるかい=降参するかい(Tu donnes ta langue au chat)?」のように用いるのでしたね。
今回紹介したいのは、「喉にネコがいる(avoir un chat dans la gorge)」。
喉にネコがいる
「私の喉にネコがいる(J’ai un chat dans la gorge)」のように用い、カゼを引いたり、大声をあげすぎたりして、「声がしゃがれている」という意味です。ネットの「ウィクショネール(https://fr.wiktionary.org/wiki/avoir_un_chat_dans_la_gorge)」によれば、もともと「固まった小さな塊(petite masse agglomérée)=痰(crachat)」を意味するマトン(maton)という語が、「ネコ」を意味するマトゥー(matou)とすり替わって出来た表現だそうです。
でもそんなことを言わなくても、カゼを引いて喉がいがらっぽいとき、ミニチュアのネコが喉の奥を引っ掻いているというイメージは、何となく分かるような気もしますけどね。

-blog

執筆者:

関連記事

マルグリット・ド・ナヴァール

スタンダール流女の子の口説き方(la manière stendhalienne de séduire une fille)(3)

こんにちは。バゲットです。 スタンダール(Stendhal)の『赤と黒(Le rouge et le noir)』で、美しく高慢な侯爵令嬢マチルド(Mathilde de La Mole)は、16世紀 …

トマトのように赤い(rouge comme une tomate)

こんにちは。バゲットです。 私が子供のころ、千葉の農村地帯では三世代、四世代が同居するのが当然で、私も幼年時代は曾祖母・曾祖父に子守をされて育ちました。保育園に通うようになったのは、5歳の四月。小学校 …

サン=ミシェル

フランス語学校の ブログ悪魔の尻尾を引っ張る(tirer le diable par la queue)(2)

こんにちは。バゲットです。 前回書いたように、フランス語には「悪魔の尻尾を引っ張る(tirer le diable par la queue)」という表現があります。「ひどくお金に困っている」という意 …

自分の桃を割る

自分の桃を割る(se fendre la pêche)

こんにちは。バゲットです。 今回も「桃」のお話です。クレープについて二回連続で書き、桃についても二回連続なので、クレープも桃も嫌いな方(←もしいればw)は「もう、うんざり(J’en ai ras le …

死んだネズミのように(comme un rat mort)

こんにちは。バゲットです。 この原稿を書いている5月の末、東京でも「緊急事態(état d’urgence)宣言」が解除されて、街も徐々に人出を取り戻し、経済も少しずつ回り始めているようです。 私は大 …

あなたのお住まい、お仕事は東京でしょうか?フランス語や文化に興味がございますか? くつろげて、自分に合うフランス語学校をお探しでしょうか?

東京でフランス語を学ぶのでしたら、新宿、池袋から数分の私たちの学校のサービスをご提案します。

初心者、初級対象者のすべての方には他校にはないプライベートレッスンをご提供します。初心者の方にはマンツーマンでそれぞれの題材の最後までご指導します。

その他のレベルではスタンダードコースとして(中級、上級)クラス内での広がりを作る為に1クラス3人まで のセミプライベートレッスンとプライベートレッスンがございます。

個人レッスンでは各ご要望のコースで対応します(文法、語彙、口語表現、試験準備、テレビニュース他…)。 フランス語会話サロンでは文化や社会に関する様々な題材で意見を交わし、東京からフランスまでを旅し、横断する事が出来ます。又、幼稚園生から大学生まで、セミプライベートレッスン、個人レッスンもご提案させていただきます。

私達の学校は会話を基本とする方法で、フランス語圏出身の講師による生きた会話レッスンを行っています。そういうわけで、私達は本校のことを、会話学校又は自由会話サロンと呼んでいます。