サイトロゴ

レコールドフランセ フランス語学校 へようこそ!

03-3363-6603

blog

ラタトゥイユを作る(faire de la ratatouille)

投稿日:

こんにちは。バゲットです。

 

数年前に初めて気づいたのですが、私は授業をしていて黒板に「100」という数字を書くとき、どういうわけか二つの「0」を同じ大きさで書くことができません。どんなに注意して丁寧に書いても、いつも「0」の大きさが異なった不細工な「100」になってしまうのです。「100」でさえそうなのですから、「10,000」とか「100,000」とかになると、もう目も当てらない始末です。

多分そのことと関係して、私は料理をするときも、食材を同じ形、同じ大きさに切り分けることができません。ナスを切っても、ニンジンを切っても、ジャガイモを切っても、最後には形も大きさも非常に異なった諸部分が、雑然とまな板の上に残るのですw。どうせ私が食べるんだし、お腹の中に入ってしまえば同じですから、特に実害があるわけでもないのですが。

で、そんな不器用な私でも簡単に作れるのが、今回のテーマ「ラタトゥイユ(ratatouille)」なのでした。

さて、ラタトゥイユは、ニース(Nice)発祥とされる南仏プロヴァンス地方の郷土料理です。もともとは貧しい農家の食べ物だったようで、端的に言って「野菜のごった煮」ですね。

フランスの料理サイト「マルミットン(marmiton)」で検索してみると、いろいろなレシピが出てきます。いくつか読んでみて共通しているのは、ナス(aubergine)、ズッキーニ(courgette)、タマネギ(oignon)、ピーマン(poivron)、トマト(tomate)を、オリーヴオイル(huile d’olive)を加えて蒸し煮にすること。難しくはなさそうですが、おおむね調理に一時間以上かかるようで、普通の日本人にとってはあまり現実的ではありません。ヴィデオ・レシピがあったので、ご参考までにリンクしておきましょう

(→https://www.marmiton.org/recettes/recette_ratatouille_23223.aspx)。
ラタトゥイユ
日本の料理サイト「クックパッド(cookpad)」で検索しても、たくさんレシピが見つかります。たとえば、これなんか(→https://cookpad.com/recipe/5235804)簡単そうですね。
生のトマトの代わりに「トマト缶」や「トマトソース」を使うこともできますし、さらにネットで調べてみると、スパゲティの「ナポリタン用ソース」を使うヴァージョンも出てきます。「カゴメ/基本のラタトゥイユ用ソース(https://www.kagome.co.jp/products/food/A5672/)」などという究極の手抜き(?)ソースまで売っていて、これだとナスとズッキーニを煮込むだけで作れます。
※      ※      ※
私は料理については何も知らないので、ラタトゥイユのことも長い間、見たことも聞いたこともありませんでした。たまたま同僚たちが話しているのを耳にして、「簡単だよ」と教えてもらったのが、五年ほど前のこと。
最初は缶入りのトマトソースで作ったのですが、少々値段が高い(←私にはw)ので、その後はペットボトル入りの野菜ジュース(トマトベース)に変えて、さらに私は子供のころ「野菜ばかり食べていて肉を食べないと、顔がキリギリスになるw」と脅されて育ったので、肉は絶対に欠かせません。で、ザックリと(=不揃いにw)切った野菜の中に激安のブタ肉をガバッ!と入れて、オリーヴオイルで炒め、そこに野菜ジュースをドクドク!と注いで、コンソメを入れて煮込むのですが、味の方はまずまずです。
まぁ、このような(↑)料理を「ラタトゥイユ」と呼ぶのかwという根源的な疑問は残ります。ラタトゥイユ原理主義者(fondamentaliste)の方々からはお叱りを受けるかもしれませんが、私一人で作って私一人で食べて、誰にも迷惑は掛けていませんので、どうかご容赦くださいませ<m(__)m>。

-blog

執筆者:

関連記事

ジェラール・ドパルデュー

『あるいは裏切りという名の犬(36 quai des Orfèvres)』

こんにちは。バゲットです。 今回紹介したいのは、フランスの刑事映画『あるいは裏切りという名の犬』(2004年)。原題(36 quai des Orfèvres=オルフェーヴル河岸36番地)は、パリ警視 …

ゲルマントのほう

プルースト流女の子の口説き方(la manière proustienne de séduire une fille)

こんにちは。バゲットです。 マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』。長大かつ難解のことで知られ、現代文学にも多大な影響を与えたとされる、20世紀フランス文学の名作です。社交界の人間模様が延々 …

ナポレオンの写真

彼の辞書に「不可能」という文字はあるか(Impossible est-il français ?)

こんにちは。バゲットです。 フランスの「英雄」といえば、ナポレオン・ボナパルト。ベートーヴェンの交響曲第3番『英雄』をめぐるエピソードも有名です(註)。 そして、ナポレオンの言葉といえば、「私の辞書に …

花粉症

花粉症(rhume des foins/allergie aux pollens)

こんにちは。バゲットです。 2011年3月、東日本大震災のニュースは、フランスのテレビでも、連日トップで報道されました。ある日、国営チャンネルFrance2の夜のニュースで、福島原子力発電所からの放射 …

たんぽぽ

たんぽぽと夜尿症(オネショ)(pissenlit/pisse en lit)

こんにちは。バゲットです。 ロバート・F・ヤングというアメリカのSF作家の作品で、「たんぽぽ娘(The dandelion girl/La fille aux cheveux d’or)」という短編小 …

あなたのお住まい、お仕事は東京でしょうか?フランス語や文化に興味がございますか? くつろげて、自分に合うフランス語学校をお探しでしょうか?

東京でフランス語を学ぶのでしたら、新宿、池袋から数分の私たちの学校のサービスをご提案します。

初心者、初級対象者のすべての方には他校にはないプライベートレッスンをご提供します。初心者の方にはマンツーマンでそれぞれの題材の最後までご指導します。

その他のレベルではスタンダードコースとして(中級、上級)クラス内での広がりを作る為に1クラス3人まで のセミプライベートレッスンとプライベートレッスンがございます。

個人レッスンでは各ご要望のコースで対応します(文法、語彙、口語表現、試験準備、テレビニュース他…)。 フランス語会話サロンでは文化や社会に関する様々な題材で意見を交わし、東京からフランスまでを旅し、横断する事が出来ます。又、幼稚園生から大学生まで、セミプライベートレッスン、個人レッスンもご提案させていただきます。

私達の学校は会話を基本とする方法で、フランス語圏出身の講師による生きた会話レッスンを行っています。そういうわけで、私達は本校のことを、会話学校又は自由会話サロンと呼んでいます。