サイトロゴ

レコールドフランセ フランス語学校 へようこそ!

03-3363-6603

未分類

サラダを語る(raconter des salades)

投稿日:

こんにちは。バゲットです。

何度も書いたように私の実家は元農家で、私が子供のころはJA職員だった父を除いて、毎日、家族総出で農作業をしていました(私は動物たちと遊んでいただけですがw)。家の周囲には大きくはありませんが畑があって、いろいろな野菜を作っていました。売っていたのは栗、梅、ミョウガ、シソ、山椒など一部だけで、多くは自家消費用です。
そのため、家族の食卓はいつも野菜であふれかえっていました。毎日、野菜の煮物が三~四品(!)は必ずあって、サラダも毎日出てきて、自家製の漬け物も二~三品が並びます。「こんなに野菜ばかり食べさせられて、明日の朝、目が覚めたら、オレはキリギリスになってるんじゃないかw」と、私はいつも心配で心配でたまりませんでした(←ウソですww)。
※      ※      ※
さて、私より皆さまの方が詳しいかもしれませんが、フランス人もたくさん野菜を食べています。コース料理だとオードブルに生野菜のサラダ(crudités)を食べますし、ラタトゥイユ(ratatouille)やニース風サラダ(salade niçoise)のように、野菜が主体の(有名?)料理も存在します。ポトフ(pot-au-feu)やシュークルート(choucroute)でも大量に野菜を使いますね。あるいは、フランス語教育研修で私が派遣されたカーン大学(Université de Caen)のレストランでも、毎回6種類の野菜(ライス[←野菜の一種!]、ジャガイモ、ニンジン、ホウレン草、エンドウ豆等)から一品を選び、お皿一杯に盛り付けることができました。
そんな事情ですから、フランス語には「野菜」に関係する表現がたくさん存在します。その中から今回紹介したいのは、“raconter des salades/サラダ(菜)を語る”。
いつものようにネットで検索してみると

https://www.expressio.fr/expressions/raconter-des-salades)、“raconter des salades”は、19世紀にできた表現で、“raconter des mensonges, des histoires/ウソ、作り話を語る”を意味します。
この言い回しの「由来(origine)」としては、「サラダは互いによく調和するさまざまな材料の組み合わせ(assemblage d’ingrédients divers qui se marient bien entre eux)」で、「容易に、心地よく食することができる(facile et agréable à avaler)」。「ウソを信じ込ませたいときには(Lorsqu’on veut faire avaler un mensonge)」、「微かなユーモアと、でっち上げた口実と、少量の真実と偽りをかき混ぜて(mélanger un peu d’humour, des excuses imaginées, un peu de vrai et de faux)」、「それを説得力ある口調で味付けすれば(l’assaisonner d’un ton convaincant)」、「それでよい(il suffit)」。別のサイトでも同様の説明をしていますから、「由来」はその通りなのでしょう。

“Raconter des salades”

では、この表現、具体的にはどのように使うのでしょうか。別のサイトが挙げている例では、たとえば子供が学校から帰ってきて、「今日はすごく勉強したよ、宿題ももう終わったし」と母親に言う。すると母親は「アンタがサラダを話してなきゃいいけどね(J’espère que tu ne me racontes pas de salades)」。
あるいは、休日の夕方、帰宅した夫に妻が尋ねます、「今日の午後はどこに行っていたの」。夫が答える、「友達のマルクと一緒だったよ、テニスをしたんだ」。で、妻がピシャリと言うのです、「私にサラダを話すのはやめて(Arrête de me raconter des salades)。さっきマルクから電話があったわよ」。
※      ※      ※
上で書いたように、私が子供のころ、家の食卓には毎日サラダがありました。他方で、小学校低学年の私は、友人たちを楽しませるために、いつもサラダを話していました(Je racontais toujours des salades)w。気恥ずかしいので具体例を挙げるのはやめておきますが、どれもこれも稚拙で面白味のない、「不味くて不細工なw」サラダです。
その後、長じるにつれて、私が「サラダを語る」頻度はずいぶんと少なくなりました。それでも時には、話をしていると生来のサーヴィス精神(?)がニョッキリと顔を出し、ついつい、ストーリーに脚色を加えてしまうことがあるのです。人を騙すつもりはないのですが、いつの間にかそうなってしまうw。
そうしたときは、せめて昔より料理(??)の腕が上達し、「高級で上品で絶妙な味のw」サラダを話せていればいいな、と思っています。

-未分類

執筆者:

関連記事

学校のパーティー

11月25日レコールドフランセの学校で「アット・ホームパーティー」(11/21のupdate!)

レコール・ド・フランセの学校でアット・ホームパーティーを開催します 11月25日(土)19時~ 生徒の皆様へ、 来週の11月25日土曜日19時から、学校でアットホームなパーティを開きます。 参加費用は …

オレの趣味じゃないよ(Ce n’est pas mon genre !)

こんにちは。バゲットです。 高度にプライベートな話で恐縮ですが、私が生まれて初めて恋い焦がれたのは、小学校6年生のとき。相手は「元祖アイドル」とも言われる南沙織さんでした。親しい同級生が彼女のファンだ …

2020の予約システムアップデート(生徒さんへ)

https://www.supersaas.jp/schedule/francais-takadanobaba/lesson

いかにして月末を丸くするか

月末を丸くする(arrondir ses fins de mois)

フランス語に“arrondir ses fins de mois/月末を丸くする”という表現があります。「補足的な労働をして少額の収入を得て、苦しかった生活が少しだけ楽になる」という意味です。この「労働」は売春や詐欺など、いかがわしい手段も含みます。「住宅ローンが終わった」とか「子供が就職して金がかからなくなった」などというケースでは、この表現は使いません。

faire la cour a quelqu'un

ボクと付き合ってよ(Tu veux sortir avec moi ?)

こんにちは。バゲットです。 私は実生活では長いこと恋愛から遠ざかっていますが、それでも恋愛小説(あるいはテーマの一つが恋愛である小説)を読むのは大好きです。そこで描かれる恋愛模様はもちろん多種多様で一 …

2021/06/16

白いキャベツを作る(faire chou blanc)

いかにして月末を丸くするか

2021/05/10

月末を丸くする(arrondir ses fins de mois)

faire la cour a quelqu'un

2021/04/23

ボクと付き合ってよ(Tu veux sortir avec moi ?)

ゴキブリを持つ(avoir le cafard)

2021/02/27

ゴキブリを持つ(avoir le cafard)

2021/01/27

フランス語・部分冠詞と不可算名詞(Les articles partitifs et les noms non-comptables)

2020/12/07

オレの趣味じゃないよ(Ce n’est pas mon genre !)

ニンジンが煮えた

2020/11/12

ニンジンが煮えた(Les carottes sont cuites)

地位が不安定だ

2020/10/12

枝の上の鳥のように(comme un oiseau sur la branche)

2020/09/12

馬車馬のように働く(travailler comme une bête de somme)

2020/07/31

イチゴを持ち帰る(ramener sa fraise)

サラダを語るのイラスト

2020/06/29

サラダを語る(raconter des salades)

2020/05/29

死んだネズミのように(comme un rat mort)

不定冠詞

2020/04/28

フランス語・不定冠詞と定冠詞(Les articles définis et indéfinis)(3)

スカイプ

2020/04/08

コロナウイルス:Skypeでレッスンを受けたい学生向け

(お知らせ)新型コロナウィルス感染症への対応について

2020/04/05

(お知らせ)新型コロナウィルス感染症への対応について

2020/03/16

フランス語・不定冠詞と定冠詞(Les articles définis et indéfinis)(2)

2020/02/26

フランス語・不定冠詞と定冠詞(Les articles définis et indéfinis)(1)

2020/02/10

オシッコ・テロに気をつけて!(Faites attention aux attentats au pipi !)

頭の内側に髪の毛が生える

2020/01/24

頭の内側に髪の毛が生える(avoir les cheveux qui poussent à l’intérieur)

Joyeux Noel

2019/12/23

JOYEUX NOEL A TOUS!!!

2019/12/09

2020の予約システムアップデート(生徒さんへ)

あなたのお住まい、お仕事は東京でしょうか?フランス語や文化に興味がございますか? くつろげて、自分に合うフランス語学校をお探しでしょうか?

東京でフランス語を学ぶのでしたら、新宿、池袋から数分の私たちの学校のサービスをご提案します。

初心者、初級対象者のすべての方には他校にはないプライベートレッスンをご提供します。初心者の方にはマンツーマンでそれぞれの題材の最後までご指導します。

その他のレベルではスタンダードコースとして(中級、上級)クラス内での広がりを作る為に1クラス3人まで のセミプライベートレッスンとプライベートレッスンがございます。

個人レッスンでは各ご要望のコースで対応します(文法、語彙、口語表現、試験準備、テレビニュース他…)。 フランス語会話サロンでは文化や社会に関する様々な題材で意見を交わし、東京からフランスまでを旅し、横断する事が出来ます。又、幼稚園生から大学生まで、セミプライベートレッスン、個人レッスンもご提案させていただきます。

私達の学校は会話を基本とする方法で、フランス語圏出身の講師による生きた会話レッスンを行っています。そういうわけで、私達は本校のことを、会話学校又は自由会話サロンと呼んでいます。