サイトロゴ

レコールドフランセ フランス語学校 へようこそ!

03-3363-6603

blog

マリアンヌを知ってるかい?(Tu connais Marianne ?)

投稿日:

こんにちは。バゲットです。

フランス共和国の象徴と言えば、まずは青白赤の三色旗(le drapeau tricolore)、次いで国歌ラ・マルセイエーズ(la Marseillaise)を思い浮かべる方が多いでしょう。でも、共和国の象徴は他にもあります。たとえば、フランス大使館でロゴマークに使われている、この女性(↓)です。
マリアンヌ
彼女はマリアンヌ(Marianne)という名前です。ウィキペディア・フランス語ヴァージョンには、「マリアンヌはフランス共和国を象徴する人物像(figure symbolique)であって」、「それはフランス共和国と《自由、平等、友愛》の標語に含まれる価値観を具象化したものである(elle incarne la République française et ses valeurs contenues dans la devise : Liberté, Égalité, Fraternité)」とあります。
象徴としてのマリアンヌの起源については諸説あるようですが、有力な説によれば、それはフランス革命時の1792年秋、国民公会で王政の廃止と共和国の樹立が宣言されたころ、南フランスで作られた革命歌「マリアンヌの回復(la Guérison de Marianne)」まで遡るということです。
マリアンヌのイメージは、上記のロゴマークの他、ユーロ硬貨や郵便切手にも用いられていて、郵便切手のマリアンヌは、大統領が代わるたびにデザインが変わります。
また、フランス国内の市役所や公立学校などの公的な建物には、マリアンヌの胸像が置かれています。この胸像にもさまざまなデザインがあり、それを制作する際のモデルには、ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)、カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)、イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Inès de la Fressange)など、フランスを代表する女優、歌手、ファッション・モデルが選ばれています。最新のマリアンヌのモデルは、女優のソフィ・マルソー(Sophie Marceau)ですね。
ウジェーヌ・ドラクロワ(Eugène Delacroix)の有名な絵画『民衆を導く自由の女神(La Liberté guidant le peuple)』(↓)に描かれた女神も、マリアンヌとされています。
民衆を導く自由の女神
この絵画は、ウィキペディア・フランス語ヴァージョンのマリアンヌの項目でも、在日フランス大使館ホームページのマリアンヌのページでも紹介されています。私は長い間、この絵は1789年のフランス革命を描いたものだと信じていたのですが(←お恥ずかしい次第ですw)、今回調べてみたところ、1830年の七月革命(La Révolution de Juillet)を主題としたものでした。王政復古で復活したブルボン朝を打倒し、ルイ=フィリップの「七月王政」を開始した革命です。
※      ※      ※
さて、皆さまご存知のように、アメリカ・ニューヨークの「自由の女神像(Statue de la Liberté)」は、アメリカ合衆国独立100周年を記念して、フランス国民がアメリカに寄贈したものです。上のドラクロアの絵は、この像のモデルの一つになったそうです。確かに、右手を挙げているところなどは同じですね。
ずっと小ぶりですが、「自由の女神」はパリにも複数存在します。セーヌ川にかかるグルネル橋のたもとには、パリに住むアメリカ人たちが贈った「自由の女神」があり、リュクサンブール公園(Jardin du Luxembourg)にももう一体あります。「それらも『マリアンヌ』と呼ぶのだろうか」と思い、何人かのフランス人に聞いてみましたが、そうは呼ばないとのことでした。しかしレピュブリック広場(Place de la République)にも、デザインの異なる像が一体あって、こちらは「マリアンヌ像」と呼ばれています。
そう言えば、東京・お台場にもありましたっけ。まあ、それは「マリアンヌ」とは・・・・・・呼ばないでしょうねw。

-blog

執筆者:

関連記事

レジオン・ドヌールには5つの「等級」

レジオン・ドヌール勲章(Légion d’honneur)(2)

こんにちは。バゲットです。 今回も、レジオン・ドヌール勲章について書きましょう。 さて、レジオン・ドヌールには5つの「等級」があって、下からシュヴァリエ(Chevalier=騎士)、オフィシエ(Off …

ワールドカップフランス

フランスの国技(sport national de France)

こんにちは。バゲットです。 2018FIFAワールドカップは、フランスが「圧倒的」と言ってもよい強さで優勝しました。試合は深夜に行われたので、皆さまの中にも睡眠不足で苦労された方は多いと思います。 今 …

(お知らせ)新型コロナウィルス感染症への対応について

(お知らせ)新型コロナウィルス感染症への対応について

新型コロナウイルス感染防止につきまして、当校では、1レッスン時間単位につき学校にお入りいただける生徒さまの数を5人までと上限を設けることにいたしました。この対応は、当校では7割以上のクラスが個人レッス …

パリの浜辺

ヴァカンスに行こう!(2)

こんにちは。バゲットです。 しばらく間が開きましたが、ヴァカンスのお話の続きです。 さて、ほとんどのフランス人が海や山でヴァカンスを過ごすようなイメージがありますが、昨年の統計によれば、実際に休暇で自 …

食用昆虫

昆虫を食べる(manger des insectes)

こんにちは。バゲットです。 数年前から、新聞やネットで、ときどき昆虫食についての記事を目にするようになりました。将来の人口爆発=食料難を見据えて、全世界に豊富に存在する昆虫が、「新たな」食料として注目 …

いかにして月末を丸くするか

2021/05/10

月末を丸くする(arrondir ses fins de mois)

faire la cour a quelqu'un

2021/04/23

ボクと付き合ってよ(Tu veux sortir avec moi ?)

ゴキブリを持つ(avoir le cafard)

2021/02/27

ゴキブリを持つ(avoir le cafard)

2021/01/27

フランス語・部分冠詞と不可算名詞(Les articles partitifs et les noms non-comptables)

2020/12/07

オレの趣味じゃないよ(Ce n’est pas mon genre !)

ニンジンが煮えた

2020/11/12

ニンジンが煮えた(Les carottes sont cuites)

地位が不安定だ

2020/10/12

枝の上の鳥のように(comme un oiseau sur la branche)

2020/09/12

馬車馬のように働く(travailler comme une bête de somme)

2020/07/31

イチゴを持ち帰る(ramener sa fraise)

サラダを語るのイラスト

2020/06/29

サラダを語る(raconter des salades)

2020/05/29

死んだネズミのように(comme un rat mort)

不定冠詞

2020/04/28

フランス語・不定冠詞と定冠詞(Les articles définis et indéfinis)(3)

スカイプ

2020/04/08

コロナウイルス:Skypeでレッスンを受けたい学生向け

(お知らせ)新型コロナウィルス感染症への対応について

2020/04/05

(お知らせ)新型コロナウィルス感染症への対応について

2020/03/16

フランス語・不定冠詞と定冠詞(Les articles définis et indéfinis)(2)

2020/02/26

フランス語・不定冠詞と定冠詞(Les articles définis et indéfinis)(1)

2020/02/10

オシッコ・テロに気をつけて!(Faites attention aux attentats au pipi !)

頭の内側に髪の毛が生える

2020/01/24

頭の内側に髪の毛が生える(avoir les cheveux qui poussent à l’intérieur)

Joyeux Noel

2019/12/23

JOYEUX NOEL A TOUS!!!

2019/12/09

2020の予約システムアップデート(生徒さんへ)

あなたのお住まい、お仕事は東京でしょうか?フランス語や文化に興味がございますか? くつろげて、自分に合うフランス語学校をお探しでしょうか?

東京でフランス語を学ぶのでしたら、新宿、池袋から数分の私たちの学校のサービスをご提案します。

初心者、初級対象者のすべての方には他校にはないプライベートレッスンをご提供します。初心者の方にはマンツーマンでそれぞれの題材の最後までご指導します。

その他のレベルではスタンダードコースとして(中級、上級)クラス内での広がりを作る為に1クラス3人まで のセミプライベートレッスンとプライベートレッスンがございます。

個人レッスンでは各ご要望のコースで対応します(文法、語彙、口語表現、試験準備、テレビニュース他…)。 フランス語会話サロンでは文化や社会に関する様々な題材で意見を交わし、東京からフランスまでを旅し、横断する事が出来ます。又、幼稚園生から大学生まで、セミプライベートレッスン、個人レッスンもご提案させていただきます。

私達の学校は会話を基本とする方法で、フランス語圏出身の講師による生きた会話レッスンを行っています。そういうわけで、私達は本校のことを、会話学校又は自由会話サロンと呼んでいます。