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わらの女(La femme de paille)

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こんにちは。バゲットです。

皆さま、『わらの女(La femme de paille)』というミステリー小説をご存知ですか。
フランスの女性作家カトリーヌ・アルレーの作品で、週刊文春の『東西ミステリーベスト100』(新版・2012年)では、海外編第53位(1986年の旧版では23位)にランクされる名作です。ミステリーファンなら知らない者などないと言ってもよいでしょう。
調べてみると、イギリスで映画化された他、日本でもドラマの原作として何度も使われています。

カトリーヌ・アルレー わらの女

カトリーヌ・アルレー
わらの女

若くて美しい貧しい女性が、財産目当てに年老いた大富豪に近づいて、首尾よく妻の座を手にするが・・・というお話ですが、皆さま、このタイトル(「わらの女」)、意味不明だと思いませんか。

わら人形を作って、丑三つ時に釘をカンカンw・・・というような場面とは全く関係ありません。

実は私も、フランス人の教師とこの小説について話していて初めて知ったのですが、フランス語には homme de paille (わらの男=わら人形)という表現があるのです。「怪しい事業などの名義貸し人、ダミー」という意味です。「わらの女」はその女性ヴァージョンだったのですね。

まっ、ヒロインが本当に「名義貸し人、ダミー」なのかは、読んだときのお楽しみ。
面白いですよ。お薦めです。

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