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レコールドフランセ フランス語学校 へようこそ!

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祝!開設

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皆さま、初めまして。謎のキャラクター、「バゲット」です。このたび、レコール・ド・フランセで公式ブログを開設することになり、その第一号執筆者に指名されました。

レコールドフランセの外観

フランク&パスカルによれば、レコール・ド・フランセで第一号の生徒が私だそうですから、これも何かの因縁かもしれません。

投稿する記事の内容については、特に細かい指示は受けていません。フランスのニュース、四季折々の行事や出来事、フランスの社会や文化、フランス語の表現や文法、フランス語を勉強する上での「コツ」など、その時々の気分で書いていこうと思っています。

末永いお付きあい、よろしくお願いいたします。

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ケーキの画像

C’est du gâteau. そんなの簡単さ。

こんにちは。バゲットです。 さて、フランス語に、“C’est du gâteau”という表現があります。“du” は、数えられないものにつけて「適量」を示す「部分冠詞」で、直訳すれば「そんなのお菓子みたいなもんさ」。 日本語でも「お茶の子さいさい」と言いますし、そこで「お茶の子」はお茶に添えて出されるお菓子のことですから、発想としては同じなのでしょう。「そんなのお菓子を食べるみたいに簡単さ」という意味です。 ※       ※       ※ おそらく多くの方が同様なのだと思いますが、私はフランス語の勉強を始めたころ、フランス語の単語と日本語の訳語とを、ほとんど一対一で対応させて覚えていました。La mer=海、le ciel=空、le vent=風、といった具合です。 で、le gâteau=お菓子。当時使っていた仏和辞典で、最初に出ていた訳語が「菓子」だったからです。 しかし、勉強を続けて行くと、次第に、フランス語の単語と日本語の訳語の間には微妙な「ズレ」があることに気づきます。すると、疑問に感じるようになりました。「ガトーって、いったい何だ」と。 一口に「お菓子」と言っても、いろいろあります。何が「ガトー」で、何がそうでないのか。調べようにも、そのころはパソコンもインターネットも存在しませんでした。 仏和辞典には「ケーキ」という訳語もありましたから、イチゴのショートケーキは「ガトー」なのでしょう。では、チョコレートは、キャラメルは、キャンディは、「ガトー」なの?ビスケットやクッキーは?日本の和菓子は? 「かっぱえびせん」は「ガトー」なのか? 同様の疑問を持つ人は少なくないようで、『クラウン仏和辞典』も『プチ・ロワイヤル仏和辞典』も、最新版では、gâteau の項目に詳細な解説を加えています。 それによれば、「ガトー」は、小麦粉・卵・バターを練った生地(pâte)から作る“pâtisserie”の一種で、日本語の「ケーキ」に該当するようです。したがって、チョコレートやキャラメルやキャンディは「ガトー」ではありません。 やっぱり、「かっぱえびせん」は「ガトー」ではないですね(笑)。 レコール・ド・フランセでフランクにたずねてみたところ、ビスケットやクッキーなど「ガトー・セック(乾いたガトー)」も、単に「ガトー」とは言わないとのことです。 ※ 何が「ガトー」であって、何が「ガトー」でないのか。それは私にとって、“C’est du gâteau (そんなの簡単さ)”というわけには行きませんでした。 ちなみに、この表現は否定形でも使うそうです。“Ce n’est pas du gâteau !(それは簡単じゃないね)”と。

CatherineDeMedicis

マカロンはお好き?

こんにちは。バゲットです。  最近、日本国内のフランス好きやフランス関係者の間で、フランス共和国大統領エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)に名前が似ているということで、一躍、脚光を浴びて(?)いるお菓子があります。 これ(↓)です。マカロン(macaron)です。 ちなみに、これ(↓)も名前は似ています。マクロー(maquereau=サバ)です。 同じような名前なのに、こちらは少しも有名になれません。可哀想だと思っているのは、私だけでしょうかw。 ※       ※       ※ さて、皆さま、そのマカロンですが(「マクロン」とタイプミスしそうで怖いw)、一般にはイタリアが起源だと言われています。  何でも、カトリーヌ・ド・メディシス(註)が、フランス国王アンリ2世(当時は王子)と結婚する際に、イタリアからお抱えの菓子職人たちを連れてきて、彼らがマカロンのレシピをフランスに伝えたのだとか。 その後、フランス全土に広まり、地方ごとに独自の発展を遂げたのですが、1980年代になって、「パティスリー界のピカソ」とも称されるピエール・エルメ(Pierre Hermé)が、ブームに火をつけたそうです。で、そのエルメですが、調べてみると新宿伊勢丹、渋谷西武、渋谷ヒカリエ、池袋西武など、東京だけでも10もお店を持っています。 私は血糖値が少し高いので、普段、甘いものは控えるようにしているのですが、ネットで画像を見ていると、やっぱり食べてみたくなりますね。 (註)カトリーヌ・ド・メディシス(1519年~1589年)。フィレンツェの大富豪メディチ家の出身で、「稀代の悪女」とも言われます。いずれこのブログでも紹介したいと考えています。

マダム・コンとムッシュー・コン

マダム・コンとムッシュー・コン (ユーモア)

こんにちは。バゲットです。 皆さま、下の写真、緑のトランクスの選手をご存知ですか。 写真ではボディをまともに殴られていますがw、(元)世界ウエルター級チャンピオン、ホルヘ・バカ(Jorge Vaca)選手です。 ウエルター級のリミットは67キロ弱ですから、日本人でも世界ランキングに名を連ねる強豪は、何人かいるはずです。しかし、バカ選手は、来日して日本人の選手と試合をしたことはありません。まあ、名前が名前ですから、日本のプロモーターから声が掛かることはなかったのでしょう。 では、皆さま、下の美女はご存知ですか。 アテネ、北京とオリンピック2大会連続の金メダリスト(水泳・高飛び込み)、グオ・チンチン(郭晶晶)選手です。 美貌と実力を兼ね備えたアスリートとして、中国では絶大な人気を誇ったということですが、日本のテレビに出演したことはあるのでしょうか。 この方も、名前が名前だけに、日本でCM等に出るのは難しかったように思います。 ※      ※      ※ さて、日本人でも、フランス語にすると相当にヤバイ名前を持った方がいます。 例えば、この方(↓)です。 こちらの(↓)方が、分かりやすいでしょうか。 50年近く前、一世を風靡した「ピンキーとキラーズ」のヴォーカル・今陽子(こんようこ)さんです。フランスではMadame Con(註)になっちゃいます。 さらに、もう亡くなって40年になりますが、こんな方(↓)もいました。 直木賞作家で参議院議員、今東光(こんとうこう)さんです。こちらはMonsieur Conになっちゃいます。 もっとも、こうした問題については、あまり他人のことは言わない方がいいかもしれません。私の名前だって、どこかの国の言葉では、とんでもない意味になるのかもしれませんから。 註・フランス語を全然知らない方のために書いておきますが、フランス語でcon は、①バカ、間抜け、②女性器を指す俗語、です。

バカロレアの写真

前回についで、大学入試資格試験・バカロレア

バカロレアについて(2) こんにちは。バゲットです。 前回についで、大学入学資格試験・バカロレアについて、書きましょう。 さて、合格率90%超はいいとして、どのくらいの割合のフランス人がバカロレアを受験するのでしょう。 2017年の受験者数は、約72万人と報道されました。フランスの18歳人口が分らないのですが、2006年の出生数は、約83万人です。1999年の出生数がそれを同程度だとすると、86.7%という数字が出てきます。 あるいは、2012年の18歳バカロレア取得率が76.7%で、その年の合格率が84.5%。そこから逆算すると、90%超の18歳がバカロレアを受験していることになります。 無論、18歳でなくてもバカロレアを受験することはできる(註)わけで、上記の数字はそうした人たちを計算に入れていませんが、いずれにしても、80%台後半から90%の若者がバカロレアを受験するのでしょう。 逆に言えば、18歳のフランス人の90%が受験し、その90%が合格するのなら、80%超の若者がバカロレアを取得している計算になります。取得率は1980年には25.9%、90年には43.5%でしたから、親たちの世代と比べるとずっと増加していることがわかります。 これを好意的に見れば、高等教育へのアクセスが「民主化された(démocratisé)」ということになるのでしょうが、バカロレアの価値が「下落」したことは否めません。 さて、2012年の統計では、普通バカロレアの受験生の内訳は、科学系52%、人文系16%、経済・社会系が32%となっています。この「系列(filière)」は、高校2年生になる時点で選択しなければなりません。 日本の大学入試でも、理系から文系に変えることはできても、文系から理系に変えるのはかなりの困難を伴います(短時間では「不可能」に近いと言ってもいい)。それと同じで、進路を決めあぐねている高校生が、取りあえず科学系を選択し、どの学部に進学するかは、大学に入学するときに考える、ということではないでしょうか。 補足しておけば、取得したバカロレアの種類にかかわらず、進学する学部は自由に決められます。極端な話、人文系のバカロレアで、医学部に進学することも可能です。ただし医学部は、2年生に進級するときに厳しい選抜があって、9割以上の学生が不合格になるそうですが。 (この項、続く) 註・バカロレアは飛び級して受験する人もいますし、中年・熟年になってから受験することも可能です。

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