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レコールドフランセ フランス語学校 へようこそ!

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祝!開設

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皆さま、初めまして。謎のキャラクター、「バゲット」です。このたび、レコール・ド・フランセで公式ブログを開設することになり、その第一号執筆者に指名されました。

レコールドフランセの外観

フランク&パスカルによれば、レコール・ド・フランセで第一号の生徒が私だそうですから、これも何かの因縁かもしれません。

投稿する記事の内容については、特に細かい指示は受けていません。フランスのニュース、四季折々の行事や出来事、フランスの社会や文化、フランス語の表現や文法、フランス語を勉強する上での「コツ」など、その時々の気分で書いていこうと思っています。

末永いお付きあい、よろしくお願いいたします。

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魚についてのクイズです。フランスには、面白い名前を持った魚がいます。

地球魚に月魚 こんにちは。バゲットです。 フランスは北を大西洋、南を地中海と、海に挟まれています。漁港もたくさんあって、漁師で生計を立てている人もたくさんいるようです。 それでも日本と比べると、魚を食べることはずっと少なくて、街の魚屋さん(poissonerie)もあまり見かけません。私が以前住んでいたボルドーやカーンでは、駅前の繁華街を歩いていて裏通りに入ると、小さな魚屋さんがありました。「珍しい」と思ってのぞいてみると、売っている魚の種類も数もすごく少なくて、ちょっと不思議に思ったものでした。 ※       ※       ※  さて、今日は、魚についてのクイズです。フランスには、面白い名前を持った魚がいます。次は、いったいどんな魚でしょう。 1. Un poisson-chat (ネコ魚) 2. Un poissonn-épée (剣魚) 3. Un poisson-globe (地球魚) 4. Un poisson-lune (月魚) 答えは・・・・ 1. ネコ魚はこれ(↓)です。 ナマズです。ヒゲが生えていて、ネコに似ているといえば、似ているかもしれません。 2. 剣魚はこれ(↓)。 カジキです。これは簡単でしたか? 3. 地球魚はこれ(↓)です。 フグです。怒ると丸くなるからでしょうか。あるいは、背中の模様が地球儀に似ているからかもしれません。 4.最後に、月魚はこれ(↓)。 マンボウですね。丸くて、大きくて、波間に漂っているのが、水面に映る月みたいだからでしょうか。 以前、大学の授業で紹介したら(実は、私バゲットは、大学で教えていたりします)、ある女子学生が「漢字みたいですね」と言っていました。 なるほど・・・。鯉(こい)、鮒(ふな)、鮎(あゆ)、鱒(ます)、鯖(さば)、鯵(あじ)、鰯(いわし)、鮭(さけ)・・・。「面白い名前」といえば、こちらも負けてはいないようです。  

CatherineDeMedicis

マカロンはお好き?

こんにちは。バゲットです。  最近、日本国内のフランス好きやフランス関係者の間で、フランス共和国大統領エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)に名前が似ているということで、一躍、脚光を浴びて(?)いるお菓子があります。 これ(↓)です。マカロン(macaron)です。 ちなみに、これ(↓)も名前は似ています。マクロー(maquereau=サバ)です。 同じような名前なのに、こちらは少しも有名になれません。可哀想だと思っているのは、私だけでしょうかw。 ※       ※       ※ さて、皆さま、そのマカロンですが(「マクロン」とタイプミスしそうで怖いw)、一般にはイタリアが起源だと言われています。  何でも、カトリーヌ・ド・メディシス(註)が、フランス国王アンリ2世(当時は王子)と結婚する際に、イタリアからお抱えの菓子職人たちを連れてきて、彼らがマカロンのレシピをフランスに伝えたのだとか。 その後、フランス全土に広まり、地方ごとに独自の発展を遂げたのですが、1980年代になって、「パティスリー界のピカソ」とも称されるピエール・エルメ(Pierre Hermé)が、ブームに火をつけたそうです。で、そのエルメですが、調べてみると新宿伊勢丹、渋谷西武、渋谷ヒカリエ、池袋西武など、東京だけでも10もお店を持っています。 私は血糖値が少し高いので、普段、甘いものは控えるようにしているのですが、ネットで画像を見ていると、やっぱり食べてみたくなりますね。 (註)カトリーヌ・ド・メディシス(1519年~1589年)。フィレンツェの大富豪メディチ家の出身で、「稀代の悪女」とも言われます。いずれこのブログでも紹介したいと考えています。

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バカロレアについて(2) こんにちは。バゲットです。 前回についで、大学入学資格試験・バカロレアについて、書きましょう。 さて、合格率90%超はいいとして、どのくらいの割合のフランス人がバカロレアを受験するのでしょう。 2017年の受験者数は、約72万人と報道されました。フランスの18歳人口が分らないのですが、2006年の出生数は、約83万人です。1999年の出生数がそれを同程度だとすると、86.7%という数字が出てきます。 あるいは、2012年の18歳バカロレア取得率が76.7%で、その年の合格率が84.5%。そこから逆算すると、90%超の18歳がバカロレアを受験していることになります。 無論、18歳でなくてもバカロレアを受験することはできる(註)わけで、上記の数字はそうした人たちを計算に入れていませんが、いずれにしても、80%台後半から90%の若者がバカロレアを受験するのでしょう。 逆に言えば、18歳のフランス人の90%が受験し、その90%が合格するのなら、80%超の若者がバカロレアを取得している計算になります。取得率は1980年には25.9%、90年には43.5%でしたから、親たちの世代と比べるとずっと増加していることがわかります。 これを好意的に見れば、高等教育へのアクセスが「民主化された(démocratisé)」ということになるのでしょうが、バカロレアの価値が「下落」したことは否めません。 さて、2012年の統計では、普通バカロレアの受験生の内訳は、科学系52%、人文系16%、経済・社会系が32%となっています。この「系列(filière)」は、高校2年生になる時点で選択しなければなりません。 日本の大学入試でも、理系から文系に変えることはできても、文系から理系に変えるのはかなりの困難を伴います(短時間では「不可能」に近いと言ってもいい)。それと同じで、進路を決めあぐねている高校生が、取りあえず科学系を選択し、どの学部に進学するかは、大学に入学するときに考える、ということではないでしょうか。 補足しておけば、取得したバカロレアの種類にかかわらず、進学する学部は自由に決められます。極端な話、人文系のバカロレアで、医学部に進学することも可能です。ただし医学部は、2年生に進級するときに厳しい選抜があって、9割以上の学生が不合格になるそうですが。 (この項、続く) 註・バカロレアは飛び級して受験する人もいますし、中年・熟年になってから受験することも可能です。

私のウサギちゃん

私のかわいいウサギさん(mon petit lapin)

大学1年の冬だったように記憶しているのですが、アーネスト・ヘミングウェイ(註)の『誰がために鐘は鳴る』を読みました。スペイン内戦(1936~1939)を舞台に、義勇兵として参戦したアメリカ人の青年ロバート・ジョーダンと、両親をファシストに殺されたスペイン人少女マリアとの悲しい恋を描いた、恋愛小説の名作です。宝塚歌劇団でミュージカルになっているので、そちらでご存知の方も多いと思います。 さて、その小説の中で、主人公はマリアのことを「ウサギさん」と呼んでいます。 あまりに照れくさくて、読んでいて恥ずかしくなったものでしたが、その後、フランス語では実際にそういう言い方をすることを知って、驚きました。 Mon lapin(私のウサギちゃん)と。 恋人同士、夫婦間あるいは子供に対する、愛情を込めた「呼びかけ」だそうです。 そこにpetit(かわいい)という形容詞を入れて、mon petit lapin(私のかわいいウサギちゃん)のように言うこともできますね。 同様の言い方は他にもあって、mon chat(私のネコちゃん)と言うこともあります。 「相手が女性の場合、女性形にするのかな?」と思って、レコール・ド・フランセでパスカルに尋ねてみましたが Ma lapine(私のウサギちゃん)は「ダメ」(lapine は「子だくさん」というニュアンスがあるようです)、Ma chatte(私のネコちゃん)は、「自分は聞いたことはないが、あり得るのではないか」とのことでした。 辞書で調べてみると、mon rat(私のネズミちゃん)もありましたが、パスカルは「聞いたことがない」と言っていました。 動物以外では、mon bijou(私の宝石さん)、あるいは変わったところでは、mon chou(私のキャベツちゃん)もあります。 というか、そもそも若い恋人同士が密室に中で言うのなら、「何でもあり」っていう気もしますけどね。 ※       ※      ※ ヘミングウェイの小説の舞台はスペイン内戦ですが、スペイン語でも普通に言うのかもしれません。 (註)アーネスト・ヘミングウェイ(1899年~1961年)。『日はまた昇る』、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』、『老人と海』などが有名。1954年、ノーベル文学賞受賞。

全国統一大学入試資格試験・バカロレアが取り行われました。

バカロレアについて(1) こんにちは。バゲットです。 フランスでは、今年も6月15日から22日にかけて、全国統一大学入学資格試験・バカロレアが取り行われました。 バカロレアの写真 フランスのバカロレアに関しては、日本のフランス語学習者の間でも、ある程度の情報は行き渡っているようで、皆さまも概略的なことはご存知かと思います。自分が受験するわけでもない試験について、細かいことなど興味は無いでしょうから、ここでは簡単に全体像を「復習」し、それから、面白いと思うエピソードをいくつか紹介したいと思います。 まず、「復習」です。 バカロレアを創設したのは、ナポレオン・ボナパルト。 現在は、普通バカロレア(科学系、人文系、経済・社会系の三つがある)の他に、技術バカロレア、職業バカロレアがあって、試験は50%以上得点すれば合格する。  試験初日の午前は必修科目の「哲学」で、「われわれの道徳的信条は経験に基づくのか」とか「われわれは常に自分が欲していることを知っているのか」といったテーマについて、4時間かけて論述する。 どのバカロレアを取得しても、原則的に自分の希望する大学に進学できる。近年の合格率は、90%を超えている。 と、まあ、こんなところでしょうか。 さて、では、少しツッコミを入れてみましょう。 まず合格率ですが、ウィキペディア・フランス語ヴァージョンによれば、2015年の普通バカロレアの合格率は、91.5%、その前年も90.9%です。なぜ、こんなに高いのでしょうか。 合格率は昔から高かったわけではありません。1970年には69%、80年が65.9%。それが90年に75%を超えて、2001年には80%近くなり、その後、さらに上昇しています。 20世紀の世紀末以降、フランスの高校生が急に熱心に勉強しだしたなどということはあり得ません。要するに採点が甘くなっただけ。一種の、大盤振る舞い、「バカロレア・バブル」のようなものです。何年も前のことですが、私が読んだル・モンドの記事が痛烈に批判していました。 (この項、続く)

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