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男性名詞と女性名詞(les noms masculins et les noms féminins)(3)

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こんにちは。バゲットです。

ちょっと間が飛びましたが、三度、名詞の「性」について書きましょう。
さて、フランス語で人間(+身近な動物)以外をさす名詞が、男性名詞であるか女性名詞であるかは、その語の語尾で分ることも多い、という話をしました。では、語尾で分らないときは、どのように覚えればよいのでしょう。
名詞の「性」

名詞を、意味にしたがってグループ分けすることをお薦めします。
すると、まず、すべて男性名詞というグループがあります。1月~12月までの「月」(janvier, février,mars・・・)、「曜日」(lundi, mardi, mercredi・・・)、「方角」(est, ouest, sud・・・)、「季節」(printemps, été, automne・・・)などです。「単位」(mètre, gramme, kilo ・・・)や「金属」(fer[鉄], or[金], argent[銀]・・・)もすべて「男性」です。「言語」(français, japonais, anglais・・・)もすべて男性名詞でしたね。
逆に「学問」(philosophie[哲学], linguistique[言語学], physique[物理学]・・・)はすべて女性名詞です。ただし、mathématiques[数学]は複数形ですし、大学の「専攻」や学校の「教科」ではdroit[法律]、arts[芸術]等、男性名詞もありますから、注意が必要です。
その他の名詞についても、基本的には以前書いたように不定冠詞(un/une)をつけて覚えて、ある程度の数を覚えたら、ペアやグループにして「男女」を確認するのがよいでしょう。
例えば、時間・空間(temps, espace)は「男」、太陽(soleil)は「男」で、地球・月・星・惑星(Terre, lune, étoile, planète)は「女」、ドア・窓[←家の開口部](porte, fenêtre)は「女」で、廊下・階段[←家の中の通路](couloir, escalier)は「男」、天井・床(plafond, plancher)も「男」、電車・バス・タクシー・船・飛行機 (train, autobus, taxi, bateau, avion)は「男」で、乗用車(voiture)は「女」・・・といった具合です。
あるいは、果物は多くが「女性」(orange[オレンジ], pomme[リンゴ], poire[梨], banane[バナナ]・・・)ですが、「男性」もあります(citron[レモン], melon[メロン], marron[栗], raisin[ブドー]・・・)。ですから、果物は「女」と覚えておいて、例外として「男の果物」を覚えればいい。
国名もたいてい「女性」です。普通の日本人がフランス語を話していて使用する「男性」の国名は、Japon, Canada, Maroc[モロッコ]ぐらいでしょう(複数ではles États-Unis[アメリカ]、 les Pays-Bas[オランダ]があります)。中南米には「男の国」もたくさんありますが、初心者の方は、とりあえず無視してしまってよいのではないでしょうか。
※          ※         ※
以前、フランス語教育の研修会で他の日本人の教師達と話したことがあるのですが、フランス語の名詞の「性」については、教師でも皆(私も含めて)、何となく使っているうちに、いい加減になってしまうようです。フランス人でも分らなくなることがあるそうですし、単語によっては、多くのフランス人が間違えて覚えている名詞もあるようです。
総じて言えば、フランス語の男性名詞と女性名詞については、あまり神経質になる必要はないと思います。分らなかったら辞書を引けばすむことですし、間違えたところで、たいていは通じますから。

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こんにちは。バゲットです。 前回に続いて、名詞の「性」について書きましょう。 フランス語では、人間(+身近な動物)以外を指す名詞は、何の根拠もなく男性名詞/女性名詞に分類されます。それは、どのようにして覚えたらよいのでしょう。 実は、語尾で分ることが多いのです。 まず、統計的には、e で終わる名詞の80%が「女性」だそうです。ですから、――eという語は、分らないときは、「女性」だと思って使えばいい。間違えたところで、たいていは通じます(笑)。 さらに、「接尾辞」で分ることもあります(↓)。 この表にもあるように、tionで終わる語は、すべて女性名詞です。例えば、ambition(野心), association(協会),émotion(気持ちの高ぶり), imagination(想像力), impression(印象), intention(意図), motivation(動機), natation(水泳), nation(国家), opposition(反対), organisation(組織), position(位置), question(質問), situation(状況), station(地下鉄の駅), utilisation(使用)など、たくさんあります。 ――sionも同様。conclusion(結論), décision(決定), illusion(幻想)など。 ――té(英語の――ty)もすべて女性名詞です。efficacité(有効性),égalité(平等), liberté(自由), natalité(出生率), nationalité(国籍), société(社会), utilité(有用性), vitalité(生命力)など。 逆に、――ment はすべて男性名詞(この形は名詞より副詞が多いのですが)。bâtiment(ビル), gouvernement(政府), sentiment(感情), vêtement(服)などです。 ――isme もすべて男性名詞です。capitalisme(資本主義), communisme(共産主義), égoïsme(エゴイズム), individualisme(個人主義), libéralisme(自由主義), socialisme(社会主義)など。 以上すべて、仏和辞典の巻末の「付録」にある「接尾辞表」に載っています。ことさら暗記しようなどとは考えず、ときどき「接尾辞表」を見て確認する(「ああ、そう言えば、この前出てきたあの単語がそうだなあ・・・」のように)のがよろしいかと思います。 (続く)

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こんにちは。バゲットです。 たまには趣向を変えて、今日はフランス語の文法について書きましょう。 多くの場合、フランス語の勉強を始めたばかりの方が、まず最初に戸惑うのは、名詞に「性」があることではないでしょうか。「男性名詞」「女性名詞」って、いったい何なの、と。英語には無いですものね、いいそんなもの。 なぜフランス語の名詞には、「性」があるのでしょう。 それは・・・・・・ラテン語にあったからです(笑)。 では、なぜラテン語の名詞には、「性」があったのでしょう。 それは・・・・・・分りません(笑)。どういう訳か、あったのです。 無責任にいい加減なことを言っているのではなく、専門の言語学者たちも「分らない」ということです。大昔のことですから、「万物に霊が宿る」といった考え方(「アニミズム」と言いますが)に基づいているのかもしれませんが、いずれにせよ「単なる推測」に過ぎず、学問的な証拠は無いそうです。 ※       ※      ※ さて、すでにフランス語の勉強を始めている方はご存知のように、名詞の「性」は、人間を指す名詞(家族関係、職業、国籍など)の場合、その人自身の性別に対応します。「お父さん(père)」「男性のパン屋さん(boulanger)」「男性の日本人(Japonais)」は男性名詞で、「お母さん(mère)」「女性のパン屋さん(boulangère)」「女性の日本人(Japonaise)」 は女性名詞です。 ペットや家畜など身近な動物についても、人間に準じて、男性/女性を使い分けることがあります。例えば、ネコは一般に男性名詞(chat)ですが、あえて「メス猫」と言いたいときは女性形(chatte=女性名詞)を用います。 さて、問題なのはそれ以外の名詞。何の根拠もなく、「男性」と「女性」があるのです。単語の持つイメージは関係ありません。「愛(amour)」は男性ですし、「戦争(guerre)」は女性です。一般に「戦い」を意味する名詞(lutte[闘争]、 bataille[戦闘]、 querelle[けんか]、bagarre[乱闘]など)は、女性名詞が多いようです。戦争の女神アテナ(ギリシャ神話ですが)が女性だからなのかも知れませんが、いずれにしてもただの「憶測」です。 この点について、私が大学生だったとき、ある著名な文化人類学者・言語学者の先生がおっしゃっていました、男性名詞/女性名詞という呼び方自体が「便宜的」なものだと考えた方がよい、と。 つまり、冠詞のつけ方(un/une、 le/la・・・)や形容詞の変化(petit/petite・・・)などによって、名詞は二種類に分類でき、二種類あるから、便宜的に一方を「男性」、他方を「女性」と呼んでいるだけだ、と。換言すれば、呼び名は、二対になるものなら何でもよかったのです。「東西」でも「左右」でも「陰陽」でも「凹凸」でも、よかった。それをたまたま、「男女」と呼んでいるだけ、ということです。 さて、そのような名詞の「性」については、名詞を覚えるときに不定冠詞をつけて覚えるとよい、と言われます。ペンだったらun stylo、本は un livre、テーブルは une table、腕時計は une montre、といった具合です。 私もフランス語を始めたころは、そのようにして覚えていましたが、たくさん覚えるといつの間にかゴチャゴチャになって、分らなくなってしまいます。何より、普通は不定冠詞をつけて用いない名詞もあります。「ご飯(riz)」や「勇気(courage)」などの、「不可算名詞」です。 では、男性名詞/女性名詞の区別は、どのように覚えたらよいのでしょう。いくつか「コツ」があるように思います。次回は、それについて、書きましょう。 (続く)

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