サイトロゴ

レコールドフランセ フランス語学校 へようこそ!

03-3363-6603

blog

日本のイメージ in France (l’image du Japon en France)フランス語

投稿日:

こんにちは。バゲットです。

来年春の新天皇即位と改元まで、とうとう1年を切りました。もうすぐ平成も終わりです。
29年前、昭和天皇が崩御し、平成が始まったときには、私はフランスのボルドーに留学していました。テレビは持っていなかったので、いくつか新聞を買って読んだのですが、ボルドーの地元新聞「シュド・ウエスト(Sud Ouest=南西)」の記事に唖然としたのを覚えています。
日本の天皇制や元号について説明し、「昭和」や「平成」を仏訳する(「平成」はl’accomplissement de la paix=「平和の成就」でした)のはよいのですが、例えば・・・
「新天皇(empereur=皇帝)アキヒトは、太陽の女神(déesse du soleil)アマテラスオオミカミの125代目の子孫である」(←違ってるように思いますがw)
「アキヒトは、三つのオブジェ(trois objets=「三種の神器」でしょうね)を受け継ぐことになる。日本の最初の天皇は、それら三つのオブジェを用いて、八つの頭を持つ恐ろしいドラゴン(dragon=「八岐大蛇」でしょう)を退治したのである」(←これも違ってるように思いますがww)
太陽の女神
と、まあ、こんな感じで、天皇の神話的な側面を極端に強調し、しかも微妙に間違っているのが笑える記事でした。
※      ※      ※
さて、最近(といっても1ヶ月ぐらい前ですが)、フランスの国営放送「France 2」の夜のニュースで、日本を紹介するルポルタージュがいくつか放映されました。
一つは、日本では外国からの「難民(réfugiés)」の受け入れが極端に少ない、というお話。もう一つは、日本では定年(65歳)退職後も働く人がたくさんいる、というお話。さらに、「日本のハイテクサラダ(les salades high-tech au Japon)」というタイトルの、コンピューター化された野菜工場のお話。以上は、概ね事実に基づいた客観的な報道だったように思います。
他方で、「成人の養子縁組の伝統(la tradition de l’adoption des adultes)」というルポルタージュには、ちょっと違和感を持ちました。日本では「養子になる人の98%が成人だ(98% des personnes que l’on adopte sont des adultes)」という内容で、登場するのは400年近く続くという山梨のブドウ生産農家の養子になった男性です。この男性は奥さまの両親の養子になったわけですが、その点がひどく曖昧で、まるで全く関係の無い男性が、家業の継承だけを目的に養子になっているかのような印象を与えます。で、それを「驚くべき伝統(une tradition étonnante)」と呼んでいる。ルポの後半では結婚=婿養子についても言及していますが、あくまでも家業の継承が至上目的(!)で、そのために娘が婿を取る、というスタンスです。
このことについてフランス人の教師に話してみたところ、成人が養子になること自体が非常な驚き(étonnant)である、ということでした。
してみると、取材したジャーナリスト自身が驚いてしまい(étonné)、ある種の先入観を持って情報収集したのでしょうか。国営「France 2」といえども、センセーショナリズムと全く無縁ではないようです。

-blog

執筆者:

関連記事

モンブラン

フランスで一番高い山(le plus haut sommet de France)

こんにちは。バゲットです。 もう10年くらい前のことですが、オーストラリア(シドニー?)の空港で、あるアラブ系フランス人の青年が拘束されました。パスポートに問題があり、「テロを準備しているのではないか …

なまいき娘(L'effrontée)

『なまいきシャルロット(l’effrontée)』

こんにちは。バゲットです。   多少なりともフランス文化に興味をお持ちの方なら、シャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)はご存知でしょう。フランス語テキスト『ス …

ワールドカップフランス

フランスの国技(sport national de France)

こんにちは。バゲットです。 2018FIFAワールドカップは、フランスが「圧倒的」と言ってもよい強さで優勝しました。試合は深夜に行われたので、皆さまの中にも睡眠不足で苦労された方は多いと思います。 今 …

サン=ミシェル

フランス語学校の ブログ悪魔の尻尾を引っ張る(tirer le diable par la queue)(2)

こんにちは。バゲットです。 前回書いたように、フランス語には「悪魔の尻尾を引っ張る(tirer le diable par la queue)」という表現があります。「ひどくお金に困っている」という意 …

マヨネーズが好き

マヨネーズは好きですか(Aimez-vous la mayonnaise)?

こんにちは。バゲットです。   最近はあまり聞かないように思うのですが、以前、「マヨラー」という言葉をよく耳にしました。マヨネーズが大好きで、納豆、お寿司、目玉焼き、餃子など、通常は他の調味 …

あなたのお住まい、お仕事は東京でしょうか?フランス語や文化に興味がございますか? くつろげて、自分に合うフランス語学校をお探しでしょうか?

東京でフランス語を学ぶのでしたら、新宿、池袋から数分の私たちの学校のサービスをご提案します。

初心者、初級対象者のすべての方には他校にはないプライベートレッスンをご提供します。初心者の方にはマンツーマンでそれぞれの題材の最後までご指導します。

その他のレベルではスタンダードコースとして(中級、上級)クラス内での広がりを作る為に1クラス3人まで のセミプライベートレッスンとプライベートレッスンがございます。

個人レッスンでは各ご要望のコースで対応します(文法、語彙、口語表現、試験準備、テレビニュース他…)。 フランス語会話サロンでは文化や社会に関する様々な題材で意見を交わし、東京からフランスまでを旅し、横断する事が出来ます。又、幼稚園生から大学生まで、セミプライベートレッスン、個人レッスンもご提案させていただきます。

私達の学校は会話を基本とする方法で、フランス語圏出身の講師による生きた会話レッスンを行っています。そういうわけで、私達は本校のことを、会話学校又は自由会話サロンと呼んでいます。