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フランスの国花(Emblèmes végétaux de France)

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こんにちは。バゲットです。

今年の春は例年よりも早く気温が上がって、東京都心では早くも3月24日に桜が満開になりました。私は機会がありませんでしたが、皆さまの中にも、お花見に興じられた方は多いと思います。
さて、桜は日本の「国花」とされています。法律上の根拠は無いとはいえ、日本の歴史と深く関わりのある多くの場所(東京で言えば、皇居、靖国神社、千鳥ヶ淵、上野公園など)が、同時に桜の名所としても有名ですし、切手や硬貨のデザインでも満開の桜が使われています。もはや桜=国花という等式がほとんどの日本人に承認されていることは、疑問の余地もありません。
当然、フランスにも「国花(Emblèmes végétaux)」は存在します。ウィキペディア日本語ヴァージョンには、アイリス(iris=アヤメ)とユリ(lys)だと書かれていますが、調べてみるとそれらは過去のフランス王家の紋章で、現在の「共和国(République)」とは何の関係もありません。そこでウィキペディアフランス語ヴァージョン(Emblème végétal)に飛んでみると、フランス共和国の国花は、ヤグルマギク(bleuet↓)と
ヤグルマギク
ヒナギク(marguerite↓)と
ヒナギク
ヒナゲシ(coquelicot↓)だということです。
ヒナゲシ
ウィキペディアの該当ページには、それらがなぜフランスの「国花」なのか、はっきりとした説明はありません。しかし上の三つの写真を見れば、それらが青・白・赤の三色旗と対応していることにすぐに気づきます。そこで、フランスの国旗について調べてみると(フランスの国旗)、やはりその通りで、「国旗の色はそれぞれ青=矢車菊、白=マーガレット(ヒナギク)、赤=ヒナゲシの花で表現される」とありました。なるほどね・・・。
※       ※      ※
さて、私も若い頃、フランス語の勉強のために、フランスの小説をたくさん原書で読みました。小説ですから、風景描写の中でよく花の名前も出てきます。上記の「ヤグルマギク」「ヒナギク」「ヒナゲシ」は、本当によく出てきたように思います。加えて、よく出てくるのは、「ツルニチニチソウ(pervenche)」「西洋サンザシ(aubépine)」「スイカズラ(chèvrefeuille)」あたりでしょうか。フランス語で小説を読みたい方は、覚えておくとよろしいかと思います。

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