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「 grammaire 」 一覧

男性名詞と女性

男性名詞と女性名詞(les noms masculins et les noms féminins)(2)

2017/08/28   -blog, grammaire

こんにちは。バゲットです。 前回に続いて、名詞の「性」について書きましょう。 フランス語では、人間(+身近な動物)以外を指す名詞は、何の根拠もなく男性名詞/女性名詞に分類されます。それは、どのようにして覚えたらよいのでしょう。 実は、語尾で分ることが多いのです。 まず、統計的には、e で終わる名詞の80%が「女性」だそうです。ですから、――eという語は、分らないときは、「女性」だと思って使えばいい。間違えたところで、たいていは通じます(笑)。 さらに、「接尾辞」で分ることもあります(↓)。 この表にもあるように、tionで終わる語は、すべて女性名詞です。例えば、ambition(野心), association(協会),émotion(気持ちの高ぶり), imagination(想像力), impression(印象), intention(意図), motivation(動機), natation(水泳), nation(国家), opposition(反対), organisation(組織), position(位置), question(質問), situation(状況), station(地下鉄の駅), utilisation(使用)など、たくさんあります。 ――sionも同様。conclusion(結論), décision(決定), illusion(幻想)など。 ――té(英語の――ty)もすべて女性名詞です。efficacité(有効性),égalité(平等), liberté(自由), natalité(出生率), nationalité(国籍), société(社会), utilité(有用性), vitalité(生命力)など。 逆に、――ment はすべて男性名詞(この形は名詞より副詞が多いのですが)。bâtiment(ビル), gouvernement(政府), sentiment(感情), vêtement(服)などです。 ――isme もすべて男性名詞です。capitalisme(資本主義), communisme(共産主義), égoïsme(エゴイズム), individualisme(個人主義), libéralisme(自由主義), socialisme(社会主義)など。 以上すべて、仏和辞典の巻末の「付録」にある「接尾辞表」に載っています。ことさら暗記しようなどとは考えず、ときどき「接尾辞表」を見て確認する(「ああ、そう言えば、この前出てきたあの単語がそうだなあ・・・」のように)のがよろしいかと思います。 (続く)

男性名詞と女性

フランス語・男性名詞と女性名詞(les noms masculins et les noms féminins)(1)

2017/08/22   -blog, grammaire

こんにちは。バゲットです。 たまには趣向を変えて、今日はフランス語の文法について書きましょう。 多くの場合、フランス語の勉強を始めたばかりの方が、まず最初に戸惑うのは、名詞に「性」があることではないでしょうか。「男性名詞」「女性名詞」って、いったい何なの、と。英語には無いですものね、いいそんなもの。 なぜフランス語の名詞には、「性」があるのでしょう。 それは・・・・・・ラテン語にあったからです(笑)。 では、なぜラテン語の名詞には、「性」があったのでしょう。 それは・・・・・・分りません(笑)。どういう訳か、あったのです。 無責任にいい加減なことを言っているのではなく、専門の言語学者たちも「分らない」ということです。大昔のことですから、「万物に霊が宿る」といった考え方(「アニミズム」と言いますが)に基づいているのかもしれませんが、いずれにせよ「単なる推測」に過ぎず、学問的な証拠は無いそうです。 ※       ※      ※ さて、すでにフランス語の勉強を始めている方はご存知のように、名詞の「性」は、人間を指す名詞(家族関係、職業、国籍など)の場合、その人自身の性別に対応します。「お父さん(père)」「男性のパン屋さん(boulanger)」「男性の日本人(Japonais)」は男性名詞で、「お母さん(mère)」「女性のパン屋さん(boulangère)」「女性の日本人(Japonaise)」 は女性名詞です。 ペットや家畜など身近な動物についても、人間に準じて、男性/女性を使い分けることがあります。例えば、ネコは一般に男性名詞(chat)ですが、あえて「メス猫」と言いたいときは女性形(chatte=女性名詞)を用います。 さて、問題なのはそれ以外の名詞。何の根拠もなく、「男性」と「女性」があるのです。単語の持つイメージは関係ありません。「愛(amour)」は男性ですし、「戦争(guerre)」は女性です。一般に「戦い」を意味する名詞(lutte[闘争]、 bataille[戦闘]、 querelle[けんか]、bagarre[乱闘]など)は、女性名詞が多いようです。戦争の女神アテナ(ギリシャ神話ですが)が女性だからなのかも知れませんが、いずれにしてもただの「憶測」です。 この点について、私が大学生だったとき、ある著名な文化人類学者・言語学者の先生がおっしゃっていました、男性名詞/女性名詞という呼び方自体が「便宜的」なものだと考えた方がよい、と。 つまり、冠詞のつけ方(un/une、 le/la・・・)や形容詞の変化(petit/petite・・・)などによって、名詞は二種類に分類でき、二種類あるから、便宜的に一方を「男性」、他方を「女性」と呼んでいるだけだ、と。換言すれば、呼び名は、二対になるものなら何でもよかったのです。「東西」でも「左右」でも「陰陽」でも「凹凸」でも、よかった。それをたまたま、「男女」と呼んでいるだけ、ということです。 さて、そのような名詞の「性」については、名詞を覚えるときに不定冠詞をつけて覚えるとよい、と言われます。ペンだったらun stylo、本は un livre、テーブルは une table、腕時計は une montre、といった具合です。 私もフランス語を始めたころは、そのようにして覚えていましたが、たくさん覚えるといつの間にかゴチャゴチャになって、分らなくなってしまいます。何より、普通は不定冠詞をつけて用いない名詞もあります。「ご飯(riz)」や「勇気(courage)」などの、「不可算名詞」です。 では、男性名詞/女性名詞の区別は、どのように覚えたらよいのでしょう。いくつか「コツ」があるように思います。次回は、それについて、書きましょう。 (続く)

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