サイトロゴ

レコールドフランセ フランス語学校 へようこそ!

03-3363-6603

「 blog 」 一覧

モンブラン

フランスで一番高い山(le plus haut sommet de France)

2017/10/19   -blog

こんにちは。バゲットです。 もう10年くらい前のことですが、オーストラリア(シドニー?)の空港で、あるアラブ系フランス人の青年が拘束されました。パスポートに問題があり、「テロを準備しているのではないか」と嫌疑をかけられようです。本人は本当にフランス人だったため、フランス政府が抗議して、数日で釈放されました。そのことについて「ル・モンド(Le Monde)」が社説で、「アラブ系に対する差別だ」と、強く糾弾していたのをよく覚えています。 笑えるのは(本来「笑う」ような性質のことではないのですが)、その男が半年後、今度はフランスの警察に逮捕されたこと。外国の警察にテロ容疑で拘束されたフランス人を、政府が抗議して釈放させたら、やっぱり本当にテロリストだったwというわけです。 さて、「ル・モンド」社説によれば、オーストラリア警察は、拘束したアラブ系男性が本当にフランス人であるかを疑い、フランスについてさまざまな質問をしたそうです。その質問の一つが、今回のテーマ、「フランスで一番高い山は?」。 私の記憶では、社説は「そんなこと普通のフランス人は知らない」というニュアンスで書かれていたように思うのですが、私の勘違いかもしれません。というのも、大抵のフランス人が、「フランスで一番高い山はモンブラン」と答えるように思うからです(あるいは、質問は複数ありましたから、「全部答えられる人は滅多にいない」ということだったのかもしれません)。 でも、よく考えてみると、モンブランはフランスとイタリアの国境に位置する山。「フランスで一番高い」と言ってしまってよいのでしょうか。そんな風に言ったら、イタリアの人たちが怒りそうな気がするのですが。というわけで、調べてみました。すると・・・ モンブランは標高4,809メートル(註1)、富士山(3,776メートル)よりずっと高い。山頂は常時氷に覆われていて、一般の方が観光気分で登頂するのは不可能です。 で、問題の国境線ですが、1861年、フランスと当時のサルデーニャ王国(イタリア王国建国の直前のようです)との間で、「国境線はモンブランの山頂を通る」ということで合意。その後、第二次大戦後のパリ条約(1947年の平和条約/フランスは戦勝国、イタリアは敗戦国)では、モンブランについては言及されませんでした(註2)。現在は、フランスの地図ではモンブラン山頂はフランス領、イタリアの地図では国境線は山頂を通ることになっており、1995年、その件についてイタリア政府がフランス政府に抗議しましたが、その後ウヤムヤになっているそうです。 ※      ※      ※ さて、日本の富士山とは異なって、モンブランは一国を代表するような観光名所ではありませんし、ましてやフランスの「象徴」ではありません。「フランスで一番高い山は?」と質問されたとき、一体どのくらいのフランス人が「モンブラン」と答えられるのでしょうか。知人のフランス人教師に聞いてみたところ、「平均的なフランス人なら答えられるだろう、しかし学歴の低い人や移民の人の中には、答えられない人もいるのではないか」とのことでした。 註1)2017年の計測値。山頂が氷で覆われているため、高さは常に変化しています。氷の下の岩の山頂は4,792メートルで、氷の山頂の西40メートルにあるそうです。 註2)日本版ウィキペディアによれば、1963年にも仏伊間で国境が再定義されましたが、モンブランについては協議されなかったとのことです。

モン・サン・ミシェル

モン・サン・ミシェル(Le Mont-Saint-Michel)

2017/10/12   -blog

こんにちは。バゲットです。 フランスの観光スポットの中でも最も有名なものの一つ、モン・サン・ミシェル。私も15年以上前に訪れたことがあります。 フランス人の若い女性のガイドさんについて修道院を回った(無料だったような気がします)のですが、覚えていることといえば、何もない薄暗い廊下と部屋をいくつも通ったこと、中庭のようなところに花が咲いていたこと、ガイドさんが「プロフィテ・ザン(Profitez-en)!」(註)と繰り返し叫んでいたこと、大広間のようなところでツアーが終わったこと・・・ぐらいです。 さて、そのモン・サン・ミシェル。もともとは海岸から1キロほど離れた小島で、潮が引いたときだけ歩いて渡れたのですが、19世紀後半に海岸と島をつなぐ堤防=道路が作られたことで潮の流れが変わり、周囲が砂で埋まってしまいそうな状態でした。そのため10年ほど前から、堤防を壊し、砂を取り除いたり、橋を作ったりして、景観修復工事をして、完了したのが2014年。現在では駐車場は対岸にあって、シャトルバス(+馬車!)または徒歩で橋を渡ることになっています。 数年前、フランスのテレビのルポルタージュで見て、ちょっと驚きました。このモン・サン・ミシェルには観光客立ち入り禁止の区画があって、そこでは現在でも修道僧たちが、朝早く起きて質素な食事を作ったり、聖書を読んだり、瞑想したりと、修道院としての活動を行っているそうです。 考えてみればモン・サン・ミシェルは、もともとはカトリックの有名な「巡礼地」です。日本人でもカトリック信者の方なら、しかるべき筋から「紹介状」をもらって、しばらく滞在することができるのかもしれません。心当たりのある方は、試してみたらいかがでしょう。 (註)英語に直訳すれば、Enjoy this ! 日本語で言えば「ご覧下さい!」でしょうか。

マリー・アントワネット

パンがないなら・・・(S’ils n’ont pas de pain)

2017/10/09   -blog

こんにちは。バゲットです。 「パンがないなら、ケーキを食べればいいのに」。フランス革命の前夜、パンを求めて暴動を起こしたパリの民衆に対し、王妃マリー・アントワネットが口にした「妄言」として知られています。私の高校時代、世界史の参考書にも載っていましたし、他にもいろいろなところで目にしますから、皆さまもご存知のことと思います。 でも調べてみると、原文は少し違います。 S’ils n’ont pas de pain, qu’ils mangent de la brioche ! (註) 「パンがないなら、ブリオッシュを食べればいいのに」。 ケーキじゃないですね。菓子パンの一種、ブリオッシュ(←小麦粉と牛乳、砂糖、バター、卵で作るらしい)です。 ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』では、「(王妃がそのように言ったと)民衆の間で噂になっている」と側近が告げると、マリー・アントワネットは、「バカバカしい」と不機嫌そうに吐き捨てます。 実際、上記のセリフは、ルソーが、フランス革命の20年以上前に出版した『告白』の中で、「ある高貴な女性(une grande princesse)」の言葉として紹介しているもので、マリー・アントワネットのものではありません。 彼女自身は慈善家で、貧しい人々の窮状に心を痛めていたそうですが、フランスの民衆から見れば外国人(オーストリア出身)ですし、贅沢好きだったことも事実です。そのため民衆の間で全く人望がなく、とんでもない濡れ衣を着せられてしまった、ということなのでしょう。 註・ mangentは接続法現在。 Que + SV(接続法現在)で、第三者(その場にいない人)への「命令」を意味します。

マヨネーズが好き

マヨネーズは好きですか(Aimez-vous la mayonnaise)?

2017/10/02   -blog

こんにちは。バゲットです。   最近はあまり聞かないように思うのですが、以前、「マヨラー」という言葉をよく耳にしました。マヨネーズが大好きで、納豆、お寿司、目玉焼き、餃子など、通常は他の調味料を使用するケースでも、マヨネーズをつけて食べる人たちです。というか、調べてみると、マヨラー過激派(?)の方たちは、ラーメンやケーキも含め、ほとんどありとあらゆる食べ物にマヨネーズをつけるようですが。 さて、その「マヨネーズ(mayonnaise)」、元々はフランス起源の肉料理用のソースで、当然、その呼称もフランス語。 フランス語には、フランセーズ(française :フランスの)、ジャポネーズ(japonaise :日本の)、アングレーズ(anglaise :イギリスの)のように、「――エーズ」という女性形形容詞がたくさんあります。上記はすべて国名由来の形容詞ですが、リヨネーズ(lyonnaise :リヨンの)、ボルドレーズ(bordelaise :ボルドーの)のように、都市名由来のものもあります。 そこからの類推で言えば、マヨネーズは本来「マヨン(Mayon)の」という意味の女性形形容詞であるはずです。女性形になっているのは、「ソース(sauce)」が女性名詞だからでしょう。あるいはà la+女性形形容詞で「~風の」という言い方があるからかもしれません。つまり、la sauce mayonnaise/la sauce à la mayonnaise(マヨン風ソース)から、la mayonnaiseという女性名詞になったのだと思われます。 で、「ホントかな」と思って、ネットで調べてみました。 結果、「マヨン」という地名は存在せず、起源については諸説あるようです。ミノルカ島マオン(mahonnaise ?)とか、マヨルカ島(majorquaise ?)とか、フランスの都市バイヨンヌ(bayonnaise ?)とか・・・ まあ、この手の話で起源に諸説あるというのは、よくあることですから、仕方ないですね。 ※      ※      ※ ところで、フランスにも「マヨラー」はいるのでしょうか。フランスのマヨネーズは日本のそれとは若干、味が違うということですが、興味のある方は、いろいろと試してみてはいかがでしょう。エスカルゴとか、ムール貝とか、クスクスとか、牛肉の赤ワイン煮とか、ラタトゥイユとかに、マヨネーズ・・・。めちゃくちゃ不味くても、私は責任を取りませんが(笑)。

註・シャンボール城

ロワール渓谷の古城(Châteaux de la Loire)

2017/09/23   -blog

こんにちは。バゲットです。 フランス中部、ロワール川の渓谷は、中世・ルネッサンス期に建てられた古城が点在することで有名です。2000年にはユネスコの世界遺産にも登録され(註・シャンボール城[↓]は1981年に単独で登録)、フランスでも屈指の観光スポットになっています。 「お城は一体いくつあるのだろう」と思ってネットで調べてみると、130とか300とか出てきましたが、ウィキペディア・フランス語ヴァージョンによれば、網羅的なリストは存在しなくて、その総数は3,000に近いようです。多分、すごく小さなものや、廃墟になっているものも含めての数字でしょうけれど。 さて、先日、フランスのテレビで見たルポルタージュ。そうした古城の中には、個人所有の、わりと小さめのお城もたくさんあるそうです。たとえばリヴォー城(Château du Rivau↓)がその一つ。 所有者夫婦によれば、彼らがこのお城を購入したのは1992年のこと。それ以来、大雨で庭園の花が倒れたとか、強風で納屋の瓦が落ちたとか(←共にインタビュー前夜の話)、「問題が途切れることがない(les problemes ne s’arrêtent jamais)」、「毎日が挑戦の日々(C’est un défi au quotidien)」だそうです。 古城の修繕や維持に必要な多額の費用を賄うためには、多くの観光客を引きつけなければなりません。彼らが目をつけたのは隣接する6ヘクタール(!)の庭園で、奥さまが指揮する10人ほどの従業員が、毎日、朝早くから手入れをしています。 訪問者は、初年度のわずか1,500人が、昨年は50,000まで増加したそうですが、それでもまだ経営は赤字状態。そのため旦那さまは、平日はパリの不動産会社で働き、娘さんは城内のレストランでウェイトレスをしています。 ※      ※      ※ なかなか大変ですが、それでも一家は幸せそうです。奥さまは「この果てしない冒険に乗り出したのは、それが好きだからです(On s’est embarqués dans cette aventure sans fin par amour)」、旦那さまも「こうした苦労は、お城の生活の楽しさの一部です(Ça fait partie des plaisirs de la vie du château)」と言っていました。

パリの浜辺

ヴァカンスに行こう!(2)

2017/09/16   -blog

こんにちは。バゲットです。 しばらく間が開きましたが、ヴァカンスのお話の続きです。 さて、ほとんどのフランス人が海や山でヴァカンスを過ごすようなイメージがありますが、昨年の統計によれば、実際に休暇で自宅を離れるのは55%ぐらいです。行き先は8割以上がフランス国内で、一番多いのは、田舎に住む家族、親戚、友人のところ(約50%)。期間は2週間以内が7割を超えています(2週間が40%、1週間が25%、1週間以内も7%)。 休暇の長さを別にすれば、日本人がお盆に帰省するのとあまり違わないですね。 最近はキャンピングカーを購入して、キャンプ場で過ごす人も多いとのことです。 逆に言えば、45%の人はどこにも行かないわけで、そういう人たちのために、大都市では川沿いに人工の浜辺を作ったりします。セーヌ河岸に作られるパリ・プラージュ(Paris-Plages:パリの浜辺↓)が有名ですが、地方出身のフランス人教師の話では、地方の大都市でも作られているそうです。 ちょっと、東京では考えられないですね。 ほとんどの大都市が海沿いにあって、海岸なんて行こうと思えばいつでも行ける日本とは違い、フランス人の海に対する憧れは強烈だ、ということでしょうか。 さて、皆さまは夏休みはどのように過ごしましたか?

私のウサギちゃん

私のかわいいウサギさん(mon petit lapin)

2017/09/11   -blog

大学1年の冬だったように記憶しているのですが、アーネスト・ヘミングウェイ(註)の『誰がために鐘は鳴る』を読みました。スペイン内戦(1936~1939)を舞台に、義勇兵として参戦したアメリカ人の青年ロバート・ジョーダンと、両親をファシストに殺されたスペイン人少女マリアとの悲しい恋を描いた、恋愛小説の名作です。宝塚歌劇団でミュージカルになっているので、そちらでご存知の方も多いと思います。 さて、その小説の中で、主人公はマリアのことを「ウサギさん」と呼んでいます。 あまりに照れくさくて、読んでいて恥ずかしくなったものでしたが、その後、フランス語では実際にそういう言い方をすることを知って、驚きました。 Mon lapin(私のウサギちゃん)と。 恋人同士、夫婦間あるいは子供に対する、愛情を込めた「呼びかけ」だそうです。 そこにpetit(かわいい)という形容詞を入れて、mon petit lapin(私のかわいいウサギちゃん)のように言うこともできますね。 同様の言い方は他にもあって、mon chat(私のネコちゃん)と言うこともあります。 「相手が女性の場合、女性形にするのかな?」と思って、レコール・ド・フランセでパスカルに尋ねてみましたが Ma lapine(私のウサギちゃん)は「ダメ」(lapine は「子だくさん」というニュアンスがあるようです)、Ma chatte(私のネコちゃん)は、「自分は聞いたことはないが、あり得るのではないか」とのことでした。 辞書で調べてみると、mon rat(私のネズミちゃん)もありましたが、パスカルは「聞いたことがない」と言っていました。 動物以外では、mon bijou(私の宝石さん)、あるいは変わったところでは、mon chou(私のキャベツちゃん)もあります。 というか、そもそも若い恋人同士が密室に中で言うのなら、「何でもあり」っていう気もしますけどね。 ※       ※      ※ ヘミングウェイの小説の舞台はスペイン内戦ですが、スペイン語でも普通に言うのかもしれません。 (註)アーネスト・ヘミングウェイ(1899年~1961年)。『日はまた昇る』、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』、『老人と海』などが有名。1954年、ノーベル文学賞受賞。

ベルギービール・ウィークエンド東京2017

「ベルギービール・ウィークエンド東京2017」で懇親会!

2017/09/04   -blog, 未分類

こんにちは。バゲットです。 もう15年以上も前のことですが、フランス語教授法の研修会に出席するため、夏休みのまるまる一ヶ月を、フランス北部の都市・カーンで過ごしたことがあります。 比較的ベルギー国境に近いせいか(関係ないかもしれませんがw)、カーン大学のカフェテラスには、ベルギービールが何種類か置いてあって、私もよく飲んだものでした。私はフルーティな香りのビールが好きだったのですが、ベルギービールって、実は1500種類以上も銘柄があったんですね。 さて、8回目となる「ベルギービール・ウィークエンド東京」。今年も9月14日(木)~9月18日(月)、107種類のビールが参加して、六本木ヒルズアリーナで開催される予定です(↓)。 https://belgianbeerweekend.jp/2017/ja/tokyo 皆さまもこの機会に、いろいろな香りのベルギービールを味わってみませんか。 ※       ※      ※ レコール・ド・フランセでは、ベルギー出身のパスカルが中心になって、「ベルギービール・ウィークエンド東京2017」にて懇親会を開催します。詳細は次の通りです。 集合時間 9月16日(土)、18時15分 集合場所 JR高田馬場駅ビッグボックス前の交番付近 会費   3,100円 参加なさる方は、電子メールまたは口頭で、レコール・ド・フランセまでお申し込み下さい。その際、当日、集合場所に来られるか、または直接会場に行かれるかを、お伝え下さい。 なお、前売り券を購入する(↓)と、景品として「BBWオリジナル・コインポーチ」がもらえます。 https://belgianbeerweekend.jp/2017/ja/ticket/tokyo ただし、キャンセル・返金はできないとのことですので、ご注意ください。

水の中の屁の一撃である

水の中の「屁」の一撃(un coup de pet dans l’eau)?

2017/08/31   -blog

こんにちは。バゲットです。 もう何年も前のことですが、フランスのテレビニュースを見ていて、ユーロ圏のギリシャ支援策について、解説者が「セ・タン・クー・ドゥ・ぺ・ダン・ロー」と言ったように聞こえました。 聞き間違いかと思い、その箇所を巻き戻して、何度も何度も聞きましたが、やはりそのように聞こえます。フランス語で書くと C’est un coup de pet dans l’eau. 「それは水の中でオナラをするようなものだ(←それは水の中の屁の一撃である)」。 文脈からは明らかに、「それは何の効果もない」という意味ですが、フランス語にはそんな奇怪な表現が存在するのでしょうか? 手元の辞書をすべて引いてみましたが、載っていません。 そもそも、人間がガスを出すことを、「一撃(un coup)」って言うのか??? 普通、「一撃」って言ったら、敵にダメージを与えることを目的に、武器とかを使うことでしょう。スカンクがオナラをするなら、「一撃」って言ってもいいだろうけど・・・ 翌日、大学でフランス人の教師に聞いてみたら、ゲラゲラ笑いながら教えてくれました。 C’est un coup d’épée dans l’eau. 「それは水の中で剣を振り回すようなものだ」。「クー・ドゥ・ぺ(屁の一撃)」ではなくて、「クー・デペ(剣の一撃)」です。 なるほど・・・。 恥ずかしい聞き間違いって、あるものですね(笑)。

男性名詞と女性

男性名詞と女性名詞(les noms masculins et les noms féminins)(2)

2017/08/28   -blog, grammaire

こんにちは。バゲットです。 前回に続いて、名詞の「性」について書きましょう。 フランス語では、人間(+身近な動物)以外を指す名詞は、何の根拠もなく男性名詞/女性名詞に分類されます。それは、どのようにして覚えたらよいのでしょう。 実は、語尾で分ることが多いのです。 まず、統計的には、e で終わる名詞の80%が「女性」だそうです。ですから、――eという語は、分らないときは、「女性」だと思って使えばいい。間違えたところで、たいていは通じます(笑)。 さらに、「接尾辞」で分ることもあります(↓)。 この表にもあるように、tionで終わる語は、すべて女性名詞です。例えば、ambition(野心), association(協会),émotion(気持ちの高ぶり), imagination(想像力), impression(印象), intention(意図), motivation(動機), natation(水泳), nation(国家), opposition(反対), organisation(組織), position(位置), question(質問), situation(状況), station(地下鉄の駅), utilisation(使用)など、たくさんあります。 ――sionも同様。conclusion(結論), décision(決定), illusion(幻想)など。 ――té(英語の――ty)もすべて女性名詞です。efficacité(有効性),égalité(平等), liberté(自由), natalité(出生率), nationalité(国籍), société(社会), utilité(有用性), vitalité(生命力)など。 逆に、――ment はすべて男性名詞(この形は名詞より副詞が多いのですが)。bâtiment(ビル), gouvernement(政府), sentiment(感情), vêtement(服)などです。 ――isme もすべて男性名詞です。capitalisme(資本主義), communisme(共産主義), égoïsme(エゴイズム), individualisme(個人主義), libéralisme(自由主義), socialisme(社会主義)など。 以上すべて、仏和辞典の巻末の「付録」にある「接尾辞表」に載っています。ことさら暗記しようなどとは考えず、ときどき「接尾辞表」を見て確認する(「ああ、そう言えば、この前出てきたあの単語がそうだなあ・・・」のように)のがよろしいかと思います。 (続く)

あなたのお住まい、お仕事は東京でしょうか?フランス語や文化に興味がございますか? くつろげて、自分に合うフランス語学校をお探しでしょうか?

東京でフランス語を学ぶのでしたら、新宿、池袋から数分の私たちの学校のサービスをご提案します。

初心者、初級対象者のすべての方には他校にはないプライベートレッスンをご提供します。初心者の方にはマンツーマンでそれぞれの題材の最後までご指導します。

その他のレベルではスタンダードコースとして(中級、上級)クラス内での広がりを作る為に1クラス3人まで のセミプライベートレッスンとプライベートレッスンがございます。

個人レッスンでは各ご要望のコースで対応します(文法、語彙、口語表現、試験準備、テレビニュース他…)。 フランス語会話サロンでは文化や社会に関する様々な題材で意見を交わし、東京からフランスまでを旅し、横断する事が出来ます。又、幼稚園生から大学生まで、セミプライベートレッスン、個人レッスンもご提案させていただきます。

私達の学校は会話を基本とする方法で、フランス語圏出身の講師による生きた会話レッスンを行っています。そういうわけで、私達は本校のことを、会話学校又は自由会話サロンと呼んでいます。